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外を見れば雪は溶けていて、

灰色の空とアスファルトがあるだけだった。


今年はどう生きるんだろうな!

なんて思っていた頃が懐かしい。


私に未来なんてありはしない。

この話は絶対に誰も届きはしない。

30年経ってこのサイトが続いている保証もないし、多くの作品で埋め尽くされたインターネットの片隅のような作品がいつまでも残るはずがない。


死ぬな、まだ死ぬな、その繰り返しを経て私は文を書いている。

言っておくが10歳で死のうが、60歳で死のうが、何も変わりはしない。


ただ死だけだ。

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