両親の仕事の都合で、夏休みなのにどこにも行けない小学生の「僕」。退屈しのぎに、夜の浜辺で寝転んでいると……。共感できる冒頭から、急転直下の物語。思わず笑ってしまいました。五百文字ですが、物語性のボリュームは満点でした。