閑話休題

★番外編★登場人物とこれまでのエピソード概略

 皆様、こんにちは(^▽^)/


 現在、コロナワクチンの2回目接種の副反応が思ったよりも酷く、新しいストーリーを描く気力体力が回復していないため、臨時にストック投稿しておいた、

「憧れの初恋相手は、隣の社宅のセンパイ」

 https://kakuyomu.jp/my/works/16816700426877941722

 を発表させていただいておりますが、こちらが終わるまでにまだしばらくありますので、一度この辺で新たにご訪問いただいた読者様になんのこっちゃ?と思われないよう、この小説のこれまでの登場人物の紹介と、ストーリーの概略を記してみたいと思います(筆者自身の頭の整理も兼ねまして…💦)


 では登場人物からです。



「上井 純一」

 この小説の主人公。吹奏楽部に中2の途中から参加し、部長を務めた。昭和60年の中3の夏に片思いしていた女子と初めて付き合うことが出来たのに、付き合い始めるとどうリードしたらよいか分からないまま、段々疎遠になり、最後は1月下旬の初カノの誕生日プレゼントに女心を全く理解しない手紙を同封してキレられ、別れを告げられる。

 しかしフラれたのは仕方ないと思いつつも、その後に元カノが仕掛ける行動が余りにも酷く、生涯絶対に喋らないことを誓うも、運命のいたずらで元カノと同じ高校、同じ部活、更に同じクラスに進学してしまう。

 高校でも上井が吹奏楽部に誘った同じクラスの男子と元カノが付き合うなど、更に元カノに傷口に塩を塗られるようなことをされ、元カノとは一生喋らない、見ない、無視するの3原則を心に誓いつつ、元カノばかり上手くいく現状を打破しようと動いては見るのだが…。



「神戸千賀子」

 上井純一の元カノ。中3の夏に、誘導尋問するようにして上井に告白させたものの、元々照れ屋な上井の性格から、付き合い始めたら逆に喋れなくなり、フラストレーションが溜まった挙句、1月下旬の誕生日プレゼントに付いていた手紙の中身にキレて、別れを告げる。

 上井に別れを告げた2週間後のバレンタインには、同じクラスの上井とは全く逆のタイプの男子に本命チョコを渡し、付き合うことに成功、卒業式ではあえて塞ぎ込んで座っている上井の近くで新カレとイチャイチャし、のちに波紋を呼ぶことになる。

 高校では上井と同じ部活になるまでは想定していたが、同じクラスになってしまい、神戸自身も戸惑う。

 そんな中、上井が吹奏楽部に勧誘した、上井の次の出席番号の男子に気に入られ、猛烈なアタックを受けることになり、結局その圧に負けて付き合ってしまう。



「村山 健一」

 上井の親友。中学1年の時、同じクラスになり、共通の趣味を持っていたことから仲良くなった。中学時代は水泳部でトップスイマーだったが、なぜか高校はプール自体ない、上井と同じ西廿日高校を進学先に選び、高校では吹奏楽部に入部する。

 要所要所で上井を助けようとするが、空回りしがち。



「野口真由美」

 神戸の親友。中学時代、クラリネットを親に買ってもらったのに吹奏楽部に入らなかったため、高校ではちゃんと吹こうと決め、吹奏楽部に入り、神戸に基礎から教えてもらった。

 周囲の人間観察力が鋭く、2年生で部長の須藤に告白され、どう断ろうか迷っていた時に、上井なら変なお願いをしても受けてくれると思って、上井を仮の彼氏ということにして告白を断った。その後上井とは友達以上恋人未満的な関係になるが、実際に上井に好きな女の子が出来たと告げられた時は、実はショックを受けたほど、本当は上井のことが好きになっていた。だが本人には告げずに、上井のことを応援する役に徹する女子。



「大村 浩二」

 上井と同じクラスで出会い、上井の勧誘で吹奏楽部に入った。中学時代は陸上部だった。前から同じクラスで大村の左隣に座る神戸千賀子のことが気になっていたが、まさか上井が神戸千賀子が参加している吹奏楽部に勧誘してくれるとは、上井ってなんていい奴だと思い、即承諾し、吹奏楽部に入部。希望のトランペットにはなれなかったものの、ホルンに配属されるや瞬く間に腕を上げ、また1年生合同の江田島合宿で神戸千賀子に正式に告白し、若干紆余曲折があったものの、無事にカップルとなる。

 そのことで逆に上井と話せなくなってしまったことに戸惑っていたが、神戸から顛末を聞き、いつか時が解決することを願っている。

 ただクラスでも部活でも神戸とばかりいっしょにいるので、あまり知り合いの輪が広がっていない。



「伊東 克之」

 大村と同じく、上井に誘われて吹奏楽部に入部した。入部を決意した理由は、サックスが吹けたらモテそうという若干チャラいもので、普段の練習もややサボり気味だが、ちゃんと決めなくてはならない場面では男気を見せるため、そのギャップにやられ、密かに伊東に好意を抱く女子が多い。



「松下 弓子」

 中学3年の時、上井、神戸と同じクラスで、一時期同じ班になったこともある。中3の林間学校で登山中にスニーカーを川の流れに持って行かれ、裸足で過ごさざるを得なかったところを、上井が俺のスニーカーを貸すと言って、上井自身は裸足のまま一日過ごしていたことから、上井に一目惚れしたのだが、その一部始終を見ていた神戸千賀子もまた、そのことで上井に好意を抱いたため、神戸のために身を引いた経験がある。

 中学まではバスケ部だったが、高校では神戸に誘われ、吹奏楽部に入部し、打楽器を担当している。密かに、神戸と上井の復縁を願っている1人。



「伊野 沙織」

 中学時代はテニス部だったが、クラスは上井達とは違うクラスで、村山と一緒だった。高校では神戸に誘われ、吹奏楽部に入部し、クラリネットを担当している。

 何度か上井達と帰る内に、上井が好意を持ち、なんとか告白を試みようとしているが、現実はなかなか上手くいっていない。だが伊野自身も、今のところ上井には一目置いている。



「山中 悟志」

 西廿日高校近くの芦品中学出身。上井の同期。中学時代はチューバを吹いていたが、高校では楽器の数の関係から、トロンボーンに転向した。

 人懐っこく、誰とでもすぐ仲良くなれる性格で、ユーモアもあるが、人情味もある。上井と親しくなってから、神戸と上井の関係を聞かされた時は、涙を流して上井を励ました。

 その性格から、昔から女子にモテモテで、合宿中にクラリネットの太田美幸の告白を受け、上井にも相談したが、告白を受諾することにした。部内2番目のカップルとなった。



「大上 真人」

 本人は出身中学を言いたがらないが、トランペット経験者で上井の同期。経験者不足に悩んでいたトランペットには救世主のように迎えられた。

 山中とは逆にクールで職人肌な面を持つ。だがそれゆえに、時々本音を喋る時には、鋭く核心を突いてくる。上井とは合宿でやっと色々話せるようになった。



「沖村 唯子」

 2年生でサックスのパートリーダー。アルトサックス担当。クラスが団結しているため、学校行事になると燃えてしまうことから、大事な時に欠席してしまうことが多い。



「前田 美紀」

 2年生でテナーサックス担当。吹奏楽部で一番じゃないかと上井は思っている、美貌の持ち主。その反面、上井や伊東達とは気さくに接し、若干際どい発言をして、逆に上井を戸惑わせ、楽しんでいるフシがある。上井の過去の話を聞き、心から同情しているアネゴ肌的な存在。



「末田 紀子」

 上井の同期で、アルトサックス担当。山中と同じ芦品中学出身だが、あまり山中とは話したりしない。沖村が秘蔵っ子として指導している。



「広田 史子」

 上井の同期で、山中と末田と同じ芦品中学出身。中学時代は打楽器だったが、高校ではホルンを担当している。自宅と高校が徒歩2分で行き来出来るから西廿日高校にしたという、一見面倒くさがりな性格かと思わせておいて、後に本作において重要な役割を担う。



「笹木 恵美」

 上井達と一緒の緒方中学校出身。中3の時に千葉から転校してきた時、初めて声を掛けてくれたのが上井だったことから、上井に親近感と優しさを感じ、同じ高校の同じクラスになったことから、神戸よりも上井を励ますような立ち位置にいる。



「竹吉 博」

 上井達の卒業した緒方中学校の音楽教師。中学時代の吹奏楽部顧問でもあり、上井にとって人生の師で、足を向けて寝られない存在と言って憚らない。

 実は高校の福崎先生と音楽大学の同期生。



「福崎 達夫」

 西廿日高校の音楽教師。喜怒哀楽が激しいが、部員を見放すことはしない主義。

 音楽大学の同期生、上井の恩師・竹吉博から、上井が入部する前に、バリサクを吹きたがっているウチの生徒が行ったからよろしくと頼まれ、上井のことを入部前から知っていた。



「須藤 健」

 2年生でチューバ担当。吹奏楽部第3代目部長でもある。話をしだすと長くなり、先生から注意を受ける事もある。

 また新入部員として入ってきた野口真由美に一目惚れし、正式に告白するも、上井と付き合っていると言われて玉砕し、以後は上井と野口の2人が上手くいくように見守っているが、実際は余計なお世話になっている。




 以上、現時点での主な登場人物のご紹介でした。この他にも登場している人物はいますが、小説の本筋と関係が薄い人物は、割愛しております。

 この先、上井が進級するにつれ、新たに出てくる人物もいますが、それは後のお楽しみです(*´ω`*)


 この紹介文で、この小節の流れもなんとなくお分かりかと思いますが、これまでの流れをコンパクトにまとめてみたいと思います_φ(・_・



【これまでの流れ】

 昭和60年、中学3年生の上井純一は、同じクラスで同じ吹奏楽部の神戸千賀子に恋をし、なんとか7月に両思いになれた。

 しかし片思い中は色々と気楽に話しかけることが出来たのに、いざカップルになると一言交わすだけでも大変だった。

 その内2人の仲は悪化していき、いつしか神戸からフラレてしまう。

 上井はフラレたのは仕方ないと思ったが、その後にすぐ同じクラスの別の男子にチョコを上げている場面を目撃したり、卒業式で上井の目の前でワザと新たな彼氏とイチャついたりと、神戸の行動が上井の怒りに火を付けた。

 しかし付き合っていた時に同じ高校に行こうと決め、出願していたことから、同じ高校に入学、更に運命のいたずらか同じクラスにされてしまう。

 そのクラスで出会った大村と、次に神戸は付き合い始めたことから、上井の怒りは頂点に達し、神戸との生涯の絶縁を誓うと共に、次々男を絶やさない神戸に対抗し絶対彼女を高校で作ってみせると意気込み、同じ緒方中学校から進学した伊野沙織に告白を計画するのだが…。




 さて、番外編としてお届けしました登場人物紹介、如何だったでしょうか。

 今後の展開により、紹介文も変わってくるかも?


 少しずつストックを書き溜めておりますので、再開した際には、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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