第37話『マジック』!
前回のミッションから一ヶ月位過ぎたある日……
「……法外さん……聴こえますか?」
……! 『K.K』さんだ。
この前のミッションの時に聞いた『俳句』の謎が解けたら特別に教えてくれるようにお願いしていたんだ。
「
……実は、あの文章は第二次世界大戦中に『陸軍上野学校』で使用していた『暗号文』で、当時、米国諜報機関で使用されていた、真空管式電算機『MAGIC』によってのみ解読できるのだと言う。
『K.K』さんが、今回入手した情報を、俺達が『所属』している『会社』の『米国支
……その驚くべき内容は……
アチ:皐月
コチ:十
ニ:五
ス:日
ヅメ:西日本
スズナ:大幅市(西日本では『大羽場県』のみ存在)
リハ:大きな駅
ナフ:発生する
ブキ:テロ攻撃
……つまり、5月15日 大羽場県、大幅市最大の『大羽場駅』でテロ攻撃がある……との予告暗号だったのだ!
「詳しくは申せませんが、これにより、当日の大惨事を未然に防ぐ事が出来たのです」
……凄い……凄過ぎる! ……まさに……最強!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます