応援コメント

「過ぎ去りし夢のあとで」 ②」への応援コメント

  • 千弦さんこんにちは。
    こちらのお話は以前に読んでいたので、そろそろ細部を忘れた頃かと思い、続きを読みに参りました♪
    主人公が小説家ということ、最後に若者カップルと同居が始まるあたりが抜けていたので、また新鮮な気持ちで楽しめました!

    老境に至って新たな出会いがあるって、現実にはなかなか難しいですが、本当はこういう繋がりこそあるべきだなあと思います。一人暮らしのお年寄りが譲渡の条件に合わないというのは、確かに正論なのですが、感情面では納得のいかないことですよね。

    倫瑠君が一話に出てきた彼だとコメントで目にして、一話目も再読しました。おお、この子か~!
    短編集ならではの楽しみを用意してくださっていたんですね! こういうのすごく楽しいです(#^^#)

    あと、曲も聞きました。穏やかに過去を振り返る郷愁のメロディー、歌詞……相変わらず涙が出るほどピッタリです。かつて想った相手が既に亡くなっているというのがまた、なんとも切ない(´;ω;`)

    でも読後感はとっても暖かです♡

    作者からの返信

    こよみさん、こんにちは。再読ありがとうございます!
    お年寄りと猫、絵になるんですけどねえ。なにかあったときに猫だけ残して……というのが問題なのはそのとおりなんですが、それは車が危ないから自由に出入りさせられないとか、近所付き合いが希薄だったりするからだと思うんですよねえ。猫が飢えるまでなにかあったことに気づかれない環境ってどうなん、みたいな。
    猫歩きみたいな番組視てると、のんびりした環境で猫たちがのびのびと暮らしていて、そこでおばあちゃんが豆の筋取りなんかしてたり、訪ねてきた人とお茶したり……ああいうのに憧れます。老人の孤独死とか、偶にニュースなどで目にしますが、介護までは必要ではない独居のお年寄りばかりが集まった村みたいな場所があるといいのになあ……。私ならそんな場所でたくさんの猫たちと一緒に、毎日映画を観て暮らします(笑) でもずっと暮らした家を離れることを厭がる人のほうが多いのかなあ。。。

    倫瑠、ちょっこりしか出てきてませんが、けっこうお気に入りのキャラなんです。一話めの真尋ちゃんは失恋になっちゃいましたが、でもきっと大きな存在ではあって、倫瑠が作っているのはかつて真尋ちゃんに食べさせてもらっていたような、想い出のカレーです。こういうネタを仕込むのは大好きで(もうバレてますねw)、でもあんまり説明しちゃうと台無しなので、気づいてもらえたときはめっちゃ嬉しいのです♪(´∀`*)ウフフ

    曲も聴いてくださって嬉しいです♪ テンプテーションズ、美しいでしょう♡ でもこの曲、実は歌詞のオチがストーカー!? だったりするんですが(笑)
    "Miss You" に続きまーす☆

    編集済
  • 素敵なお話を読んでいて、なんだかいい気分になって、ウトウトと夢の中に入ってしまっていた緋雪です(寝落ちだろ!笑)。
    良かったです。みんな「居場所」ができて。
    なかなか世間に認められない関係。
    漫画なんかでは随分と美化されて、持て囃されるのに、実際にそういうカップルを見ると、大抵の人が距離を置く。
    それを現実のものとして認められないんでしょうか?
    ありのままに生きることを制限されてしまう。

    私は友達にLGBT全部いるんですね。
    だから、現実のものとして捉えているんですけどね。

    とにかく、良かったな、と思います。
    それぞれの想い人と暮らせる日が来て。
    主人公もかつての想い人と同じ名前の猫と余生を穏やかに暮らすことができそうで。
    生きる「活力」に繋がってますよね、猫と、そして彼らと過ごすことは。
    ホントに良かったなあと。

    素敵なお話を、ありがとうございました。

    作者からの返信

    緋雪さん、こんにちは。
    寝落ち(笑) いい気分で眠れたならよかったです。ホラーとかじゃなくてよかったw
    お友達に全部ですか。緋雪さんがそれを伝えられる存在だってことですよね、素晴らしいです。まあLGBTと一括りに云っても実際はグラデーションで、あれにもこれにも当てはまる、或いはそのカテゴリに入れられたくない人などいろいろですけどね。ちなみに私はグラデーションの端っこも端っこ、クロスドレッサーなのです。(´∀`*)ウフフ

    素敵なお話と云ってもらえて嬉しいです。コメントをありがとうございました!

  • 企画に参加してくださり、ありがとうございます!
    ゆっくり読ませていただいてるんですが、それぞれの話で違った味わいがあって、とても面白いです。
    それに、すごく勉強になる。紅茶用の水筒だったり、髪を切る話だったり、細かいところがしっかり書かれてて、お話に説得力を感じます。
    このエピソードでは、青年らの優しさに、うるっときちゃいました泣 胸が温かくなります。

    まだ読み途中なのにコメントしちゃってすみません。ゆっくりになりますが、読み進めさせていただきます。


    作者からの返信

    香燈歌なかぐろさん、はじめまして。こちらこそ企画に参加させていただき、読んでくださってありがとうございます。
    過分なお褒めのお言葉に、デスクの前で顔を真っ赤にして暴れております(笑) 嬉しいです、今ちょっとスランプ気味なのですが、励みにさせていただいて停滞から脱しようと思います!

    『泣ける話』ということでしたので、序盤の話だけじゃ違うなあ……と思いつつ、勇気を出して参加してよかったです。そしてここまで読んでくださった香燈歌なかぐろさんにも感謝です!
    このあとも、また味わいというか雰囲気の違うお話が続きます。お楽しみいただけることを祈っております。(*^^*)

  • お勧めに従って、#5に訪れてみました。
    素敵な文章ですね!
    雰囲気ある、独特のリズムがあるように感じるのは、老齢という設定のせいかな?ゆったりとしたテンポで進む落ち着いたお話しが心地よかったです。
    そしてラストへの持って行き方も良かった。世間から少し外れて居場所を見つけられない者達が集まり小さくて温かいコミュニティを作る。
    とても心地よい読了感、ありがとうございました。

    作者からの返信

    たけざぶろうさん、こんにちは。
    また読んでくださって嬉しいです! 素敵な文章……! わー、そんなふうに云っていただくと舞いあがってしまいます。“雰囲気ある、独特のリズムがある”というお言葉にも感激してしまいます。
    たくさんお褒めのお言葉を頂戴し、ありがとうございました。励みにさせていただきます。m(_ _)m

  •  この作品すごく好きですーー!
     しかもTrack 01のあの男の子の後日談ににもなっているんですね。短編集で物語の絡みがあるとは思わなくて不意打ちでしたが嬉しい仕掛けでした!

     ただ単に好きな人と一緒にいるというそれだけなのに、何故それがおかしなこととされるのかと、改めて思ってしまったりも。やっと時代がそれを話題にして、少し進んで、理解者も増えて来て…。それでもなお、色々とまだまだですね。

     動物の譲渡についても、最後まで責任を持って飼える人限定になるのは致し方ないものの、やはり引き取れない人が出て来るのも残念であって。

     この作品ではすべてががっちり歯車があうようにハッピーエンドに向かって行く感じがとても心地よく、読後感も最高でした。

    作者からの返信

    MACKさん、はじめまして。読んでくださってとても嬉しいです!(*^^*)
    本当に、同性婚やパートナーシップだけでなく夫婦別姓などもそうですが、ただ選択できるようにすればいいだけなのに、世間の空気はかなり変化してきているのに、制度的にはなかなか進まない日本……。それもこれも、例の統一教会の影響などがあって自民党が頑なだったのかもと思うと腹立たしくてなりません。

    保護猫活動などされている方々は立派だなあと思うのですが、話を聞くと、一部かもしれませんが譲渡時に家族構成や環境など、必要以上に細かくチェックされる方もいるようで。。。悪いことではないかもしれないけど、それで面倒になってペットショップで買おうとする人がいたら本末転倒ですしねえ。

    好き、心地よいなど、過分なお言葉をたくさんいただき感激しております。仕掛けは他にもあったりしますんで、よろしければぜひ引き続きお楽しみくださいませ。
    コメントと、☆までありがとうございました!

    編集済

  • 編集済

    とてもほんわかする素敵なお話でした。

    冒頭では主人公の抱える孤独や苦悩、後悔が浮き彫りになってとても感情移入できました。そして後半では主人公がLGBTだと知って口調の違和感などが賦に落ちると共に、マイノリティならではの生きづらさがあったのだと知って胸が痛くなりました。

    でも、最後には不思議な縁が紡がれて同じマイノリティの人達と出会い、彼らや猫に囲まれて孤独ではない生活を送る、というラストに救われたような気持ちになりました。

    1話を読んでから時間が経ってしまったため、倫瑠君の存在には気づきませんでした。
    全話読了したら読み返してみようかと思います。

    作者からの返信

    瑞樹さん、こんばんは。
    主人公の心情に入りこんで読んでくださったようで感激です。告白に至らなかった、告白はしたが成就しなかったなど、実らぬ恋にLGBTもストレートもありませんが、主人公の抱えていたもろもろが書けていたならよかったとほっとしております。
    倫瑠の登場はまあ、おまけのようなものですからお気になさらず(笑) でもちょこっと云っちゃいますと、倫瑠以外にもあるお話の主人公たちが別のお話で主役を喰う登場をするのが、もうひとつあります☆
    なんと! 読み返し……いや、そう云っていただけるだけでもとっても嬉しいです!
    コメントをありがとうございました!

  • あ! あのミチル君がここに。オムニバス形式ならでは仕掛けですね。
    主人公は性の不一致という事情を抱えてたんですね。実は、読みはじめで主人公はなんとなく女性だと感じていたんです。それから男性だと分かって戸惑い、その後事情が分かって腑に落ちました。こういう書き分けができるの凄いです。
    冒頭からは想像できない、ほんわかしたラストが大好きです(๑´ㅂ`๑)

    作者からの返信

    橋本さん、こんにちは。
    そうなんです。単に短篇十本とせず、オムニバス短篇集というかたちにしたのは、これがやりたかったからでしたw
    書き分け! えっ、そんなふうに感じられましたか、それは嬉しいです! ……でも偶々です!(笑)
    ほんわかラストも気に入っていただけたようで、大好きとのお言葉も感激です(*^^*)
    励みになるコメントをありがとうございました!

    編集済
  • ああ……これはまた涙腺を刺激するお話で……一文字の名前を見て…これはやばいです(涙)倫瑠という名前であれ?となったんですが、そうですよね!短篇集の中のこういう繋がり方、読者は嬉しくなりますね。そしてこのエンディングのあったかさよ。今まで自分をひた隠しに押し隠していた主人公に本当の安らぎが来たようです。ほんとよかったです。星入れてしまいます…!

    作者からの返信

    柊さん、こんにちは。
    わあぁ、なんだか感じ入ってくださったみたいで私のほうが感動してます。倫瑠にも気づいてもらえて嬉しいです。こういう、続きもののひとつのお話じゃないんだけど、ちらっと繋がってるような、描かれてない時間の経過を感じさせるようなものを入れたいという思いつきが、短篇集というかたちをとった理由でした。
    ほんとよかった、なんてシンプルなお言葉がいつもよりもぐっと響きます、まじで嬉しい(泣)
    そして早くも☆まで……ありがとうございます!

  • こんにちは。
    口にすることさえ出来なかった恋を、老境にさしかかって思いかえす。しかもそれはきっと、一生に一度の恋だったんですね。老いて、焦がれたひとも逝ったと知ったあと、老猫との生活で得られた安息。ともに暮らして呼びかけたかった名をいまは毎日口にできる幸せが心に沁みます。

    作者からの返信

    琳さん、こんにちは。
    一生に一度の恋というとすごくロマンティックですね。でもどちらかというと、進むことも別の道を選ぶこともできず、立ち止まったまま時間だけが経ったような感じでしょうか。それが少しの偶然と出会いによって、やっと区切りがつけられたみたいな。ロマンティックと感じるには想い出にならなくちゃいけないけれど、そうもできていなかった気がします。
    心に沁みるとのお言葉嬉しいです。いつもコメントをありがとうございます!

  • 千弦さんこんにちはー!
    うわあ、めちゃめちゃいいお話!
    そして大人になったミチルくん@1話めの彼が登場して、びっくりするやら嬉しいやらでした。こういうの好き~♥
    近況ノートのほうに貼ってらした写真の猫にゃんを思い浮かべながら読ませていただきました。
    愛した彼女と猫ちゃんの名前が同じだなんて、まさしく運命だったんですね。
    そこの場面では思わずウルウルしちゃいました(´இωஇ`)
    テンプテーションズの曲も美しい~!
    願わくば鈴ちゃんとの美しい日々が長く続きますように(-人-)

    作者からの返信

    NORAさん、こんにちはー。
    はい、倫瑠くんおとなになって、あのとき歩いていた彼と一緒に暮らしてました♡ 相変わらずカレーが好きなようで、それもおそらく真尋ちゃんのカレーと同じようなのを作ってます。喜んでもらえて嬉しいです!

    猫の名前、たぶん失恋したばっかりの若い人なら逆に絶対いやだとおもうんですよ、同じ名前なんてw でもこのお話の主人公の場合、告白もできず他の人と結婚もできず、ずっと区切りがつけられないままだったので、そんな偶然があって人に話すことができてよかったのだと思います。

    テンプテーションズ、美しいですよね~♪ この曲はハイテナーのエディ・ケンドリックスがテンプテーションズでリードを取った最後の曲なんですけど、デヴィッド・ラフィンがリードの曲とはまったく違う魅力があって、すごく好きなんです。
    いつもコメントをありがとうございます。次回はまたなんでもない箸休めのようなお話ですので、ゆるーく読んでやってくださいw

  • 漢字一文字の名前、①でずっと気になっていた事が
    ここで出てくるとは! ふわぁーってこちらも泣きそうでした。
    もう、逢うべくして会った三人と鈴ちゃん。

    彰仁と倫瑠だからこそ、家族になれたんだと、ほっこりします。
    何度も呼べる愛しい名前「鈴」。いいお話をありがとうございます♪
    心がぽかぽかです。

    作者からの返信

    こんにちは、ハナスさん。
    名前のこと気にしてくださっていたんですね。名前が同じだったことはなんでもないただの偶然ですが、たぶんそれによってああいうふうに「鈴」のことを人に話すことができて、やっと区切りがつけられたんだと思います。
    ぽかぽかですか、そういうふうに云ってもらえて嬉しいです(*^^*) コメントありがとうございました!