第26話 アンドロイドと人形
1コマ目
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
とあるアパートの一室。
A「なるほど、話はよくわかったよ。だけどね、君はもう充分罪を償ったよ。新しい人生を歩むべきだ」
B「ぐすっ……ぼくの過ちは、償いきれないものなんです」
――――――――――――――—————————―――――――――――――—
2コマ目
――――――――――――――――――――――――――――――――――――—
A「そんなことはない。あの頃は誰もがアンドロイドには感情はないと思っていた。アンドロイドを軽視していたのは君だけじゃない」
B「軽視なんてものじゃないんです。ぼくのやったことはもっとひどいことなんだ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3コマ目
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A「ところで、なぜ君は部屋が満杯になるほど人形を集めているんだ? 申し訳ないが、このアパートは建て替えるんだ。部屋を片付けてもらわないと」
B「人形にも心があるんですよ! そうだよな、リカ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
4コマ目
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
B「そうよ! 私たちにも心があるのよ!」
B「ピエール、この人を部屋から追い出してくれ」
B「もちろんだよ。君、リカと私の友人であるBをここから立ち退かせようたって、そうはいかないぞ!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(ピエールとはリカちゃんの父です)
おわり
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます