事情もよく知らない人間に同情されるような生活じゃない、人生じゃない、ということですね。そこには本人たちの矜持がある。
明日香が祖母について思ったこと、そのあと自分の身に立ち返って気づくまでの心情の流れがとても自然で共感できました。

『博士と助手』企画の参加作品だけでなく、ホラー短編まで読んでいただきありがとうございます。
KAC2021に皆勤するために頑張って書きましたが、本来ホラーは大の苦手なんです……。

という訳で、あらすじが気になったこちらにお邪魔させていただきました。
少しほっこりする、いいお話でした。

タイトルからヘミングウェイの『老人と海』を想起したのですが読んでいて老人と祖母との意固地さや少年と孫との思いやる精神などがダブってみえました

良かったです！