第11話 陰謀
花祭りという文化をレイチェルは初めて知った。夜になっても街中は騒がしく、山車が光り輝いている。レイチェルは別の拠点との連絡役として文書を運んでいたため、街中に溶け込めるような少し派手で小綺麗な服装に身を包んでいた。市場から香ばしいいい匂いがしてきてお腹が鳴るが、食事を買っている暇はない。文書にはエルの持ってくる情報を待ち、機を伺うようにということが書かれている。これを別拠点に届けるのが、レイチェルの仕事だ。電話や魔術の類を利用したいところだが、盗聴の恐れがあるものは使えないので、仕方がない。
別拠点は酒場の奥の部屋にある。葡萄酒の香りがする薄暗い酒場に入り、真っ直ぐに奥の部屋へと続く扉の前に立つ。とんとんとリズミカルに戸を叩くと、合言葉をささやかれるのでそれに答えると扉が開いた。中には三十人ほどの男女がたむろしていて、その全員が仲間である。仕切っているのは額に傷のある男だったはずだが、いつのまにか奥の席には例のいけすかない仮面の男が座っていた。腕の立つ、どこか危険な香りのする男、ヴァージルだ。
「何かあったのか?」
グラスで酒を飲んでいるヴァージルが問う。
「手紙を持ってきたよ」
ぶっきらぼうにレイチェルがそう言い、テーブルに紙を叩きつける。それに目を通したヴァージルは冷笑を浮かべた。
「しばし待て、か。いったいいつまで待てばいい?」
その報告を聞いた仲間たちが落胆や絶望の色を見せる。それらを鼓舞するようにレイチェルはわざと声を弾ませて言った。
「エルが今、うまくやってる。ドラゴン討伐に魔術師たちが駆り出されるまで待てば、必ず好機が来る」
「お前たちはいつもそういう……」仮面の下でヴァージルが冷ややかに微笑んでいるのがわかり、ゾクリと胸が冷たくなった。「皆も思っているはずだ。もう待たされるのは、散々だと」
そうだそうだと同調する声が部屋中に響き渡る。レイチェルは慌てて席を立って彼らをなだめようとする。
「落ち着け! 気を待つんだ。これはマフィからの命令だ」
ぎろりとレイチェルが睨みつけると、皆はぐっと押し黙った。けれど膨張した風船のようにこの集団はいつか爆発してしまうだろうとレイチェルは思った。それも、そう遅くないときに。
***
花祭りの翌朝、エドガーは悪夢から目を覚ました。ドロドロとした液体に飲み込まれて溺れる、気味の悪い夢だった。昨日、国王を殺せなかった自分の心情をそのまま表したような悪夢だ。
しっかりしないと……。
ベッドの上で両手を顔に当てる。冷たい手のひらが頭と顔を冷やしていく。頭の中で今日の予定を確認していった。たしかローランの母が生前に懇意にしていたという商人がやってくる。なんでも頼みごとがあるそうだ。骨董品でも売りつけてくるつもりなのだろうか。
「おはようございます」
リビングに行くと、眠たげなシドと朝食をテーブルに運ぶクレアがいた。ローランはまだ眠っているらしい。
「おはよう、エドガー」
「おはようございます、エドガーさま」
「今日の朝食はなんですか?」
「チキンと人参のサンドイッチです」
ことんと美味しそうなオレンジ色が挟まれたサンドイッチの盛られた皿が机の上に乗る。クレアは料理がとても上手い。見ているだけでお腹が減ってきそうだ。
「昨日の晩餐会はいかがでしたか?」
シドが目をキラキラと輝かせる。
「俺、王様に会ったよ! あと魚も肉もこれでもかってくらい並んでた!」
「薔薇の形になっている果物もありましたね」
「そうなんですね。薔薇の形……。今度、私も試してみます」
ローランさまを起こしてきますね、と言ってクレアは二階に上がっていった。シドは昨晩の出来事がよほど楽しかったらしく、嬉々として喋っていた。
「食べるものも全部、美味しかった! あ、でもクレアの作る料理も好きだぞ。チョコレートケーキがたくさんあって、パティスリーの人が好きなだけ食べていいよって言ってくれたんだ」
シドの言葉は無邪気で、こちらに心を開いていることがわかる。エドガーは微笑みながら、その話を耳に傾けていた。
「エドガーはどの料理が美味しかった?」
「チョコレートケーキも美味でしたが、パンプキンプディングも好きでしたね」
「エドガーって甘い物、好きだよな」
「意外ですか?」
「ううん。俺と同じ」
にこりと笑うシドの表情を見ていると、故郷の友人たちを思い出す。
もういない。かつての友人たち。
エドガーは小さい頃から甘い物が好きだったわけではない。革命軍での苦しい生活の中で、たまに食べられるチョコレートの一粒が貴重で、母が作るチョコチップクッキーを思い出すので、いつのまにか好物になっていた。喉が焼けるほど甘い物を口に含むと、心の中で涙がにじむ。もうこんなに美味しいものを食べられない仲間たちを思い出して、世界の過酷さと凄烈さが憎くて仕方がなくなる。
「……おはよう」
眠たげな声と共に、ローランが二階から降りてくる。朝食を三人でとりながら、エドガーは来客について訊ねた。
「午後からはクラウス・エイヴリーさまが来られます。お母上のお知り合いだと聞きましたが、どのようなご用件なのかは聞けませんでした」
「昔は美術品を売りによくうちに来てたんだが、あの人が死んでからは随分と会ってないな。金の工面、じゃないだろうし……」
エイヴリーという名字には聞き覚えがある。ヴァルスタイン王国でも有名な貿易会社の名前がエイヴリー貿易会社だ。今日、この家を訪れるのはおそらくそこの社長だろう。
商人と貴族。その両方を抱えているヴァルスタイン王国は絶妙なバランスで保たれている。平和な時勢の中で才能を生かして財を成す商人と、戦争が起こらないせいで領土が拡大されないことについて思うところがある貴族たち。その両方の人間が息をしているのがこの国だ。
「貴族は商人を嫌っていると思っていましたが、違うんですね」
「貴族は血統を理由に商人を下に見ている。商人は持ち金の多さで貴族を下に見ている。どっちも相手を格下に思っているのさ。もちろん貴族にとって商人は自分の生活を豊かにしてくれる大切なパートナーだし、商人にとって貴族は大事な顧客。そんな気持ちはお互いおくびにも出さず、それなりに上手いことやってるんだよ」
「なるほど……」
「ご飯がまずくなる話だな」
嫌そうにシドが言う。
「そうだ。シド、お前も今日の仕事に付き合いなさい」
「俺も? いいけど」
「相手の話が長くなりそうなら、あとはお前に任せる」
「嫌だよ! つくづく無責任な奴だな!」
ぷんぷんと怒るシドと、面倒くさいと言うローラン。いつも通りの朝食の景色だった。
午後になり、クラウス・エイヴリーと秘書が訪れた。客間にはもちろんシドの姿もある。
「お久しぶりです、ローランさま。坊ちゃんと呼んでいた頃が懐かしいですな」
豊かな白髪とひげをたくわえたクラウスが微笑む。握手を交わしながら、ローランも愛想笑いをした。
「やめてくださいよ。そんな呼び方」
「早速ですが、本題に入っても? 仕事の予定が詰まっていまして」
「もちろん」
ローランたちにとっては願ってもみないことだ。商売の話なら早々にお帰り願おうと思いながら、シドたちは席に着く。
「ここだけの話にしてほしいのですが、我が家の財宝の一部が何者かに盗まれました」
「財宝というと?」
「美しい金緑石でできた首飾りです。姫君の首飾り、聞いたことはありませんか?」
ローランの隣の席に座っているシドが頷いた。
「知っています。お亡くなりになったミシェル姫が祖母のアンドラ女王から貰ったっていう首飾りですよね。……ミシェル姫の幽霊が宿ってるとかいう」
最後の言葉は途切れ途切れで、シドが怯えていることが伝わってくる。馬鹿馬鹿しいとローランは鼻で笑った。
「死霊術師が幽霊なんて信じたら世も末ですよ」
「まったくです。その忌々しい噂はともかくも、その大切な首飾りを、私どもは数年前に王家から頂戴しました。大切に金庫にしまっていたのですが、どうやら盗まれたようで。ローランさま。昔のよしみで、と言っては何ですが助けてはいただけないでしょうか? 王家から賜った財宝を失くしたことが知れれば、我が一族の恥でございます」
クラウスの言い分も理解できないわけではなかった。事前に提示されていた依頼金の額も悪くないどころか破格である。これだけのお金があれば雨漏りしている小屋の屋根も直せるだろう。
「かしこまりました。お引き受けします」
ローランがにこりと笑うと、クラウスは安堵した表情を浮かべた。
「ああ、よかった。助かります。あと、これは私の推理と言うか、見立てなのですが。犯人はマコーマック人ではないかと思うのですよ」
マコーマックの名前を聞いて、三人はぴたりと動きを止める。それに気づかず、クラウスは続けた。
「というのもですね、あの首飾りの宝石の産出国は全てマコーマックなのです。しかも大昔に戦果として奪ったものも一部使われているとかで。ほら、何と言うのでしょうか。マコーマックの人は気性が荒く、愛国心旺盛であらせられる。あの首飾りの本来の持ち主はマコーマック人にあると考えていてもおかしくはないなと、私は思うのですよ」
偏見に塗れた意見だが、一応話の筋は通る。ローランが適当な返事を返すと、クラウスは会社へ戻らなければといい、すぐさま邸宅を後にした。
クラウスの許可を得て、犯人の手がかりはないかと三人はエイヴリー邸を訪れることにした。汽車に乗り込み四時間ほどで海が見えてくる。既に日は沈みかけていて、太陽の橙色が海面を染め上げていた。
「海って本当にどこまでも続いてるんだな」
窓際のシドがぽつりと呟く。
「シドさまは海を見るのは初めてですか?」
「うん。首都は北側だし、ほとんどの人は海に行く用事もないだろう? エドガーはあるんだな」
めずらしい、とシドは言う。たしかに南の国ならいざ知らず、この国には海を見てゆったりと過ごすという風習はないし、港町に住んでいるのは船乗りや貿易関係者だけだ。
「昔、父親に連れてきてもらいました」
その父とは槍で殺された実の父ではなく、マフィのことだ。革命軍は身を隠すため、大半をヴァルスタイン王国の国境沿いで過ごしていた。そのときに海の見える地域にもよく旅をしたのだ。
「ついたぞ」
汽車から降りて辻馬車に乗り換える。高級住宅街の中でも、ひときわ大きな洋館がクラウスの邸宅のようだ。あいにくクラウスはまだ会社から戻っていないようだが、話はつけてあり、中に入れてもらえた。
「金庫のある部屋は?」
「こちらです」
執事が警備員のいる部屋へと案内をしてくれる。広間のような部屋には異国の甲冑や極彩色で描かれた絵画などがずらりと並んでいた。その奥にもう一つ小部屋があり、そこに破られた金庫がある。
「盗まれたのは首飾りだけ?」
「はい」
ふむ、と言いながらローランはシドの方を見る。
「魔術の痕跡があるかはわかるか?」
シドは破られた金庫に近づき、目を瞑る。しばらくしてから、ぱちりと目を開ける。
「何も感じない。物理的に壊したんじゃないかな」
「そうだろうな。俺も同意見だ。この金庫に魔術はかけていなかったんだな?」
執事は頷く。
「警備員が常駐していたので、クラウスさまが魔術は不要だと……。おかげでその警備員が容疑者として疑われています」
「なるほど。で、シド。お前なら次はどうする?」
シドは考え込むように、顎に手を当てる。
「魔術の痕跡を辿れないなら、手詰まりじゃないか?」
「まだ方法はある。盗まれたのは首飾り。つまり宝石だ」
ヒントを与えられたシドは閃いたように手を打った。
「アレキサンドライト!」
「正解」
魔術師談義についていけないエドガーと執事は、説明を求めるようにローランを見る。
「宝石は微量ながら魔力を持つ。今回はその宝石の魔力を辿る。盗まれた首飾りには金緑石という希少な宝石が使われていた。これはアレキサンドライトとも呼ばれる宝石だ。国中のアレキサンドライトの気配を追えば、そのどれかが首飾りに使われている宝石だ」
「アレキサンドライトが出す微量な魔力を追いかける、ということですか? しかしそれはしらみつぶしになるのでは?」
「それは仕方がない。だが、首飾りにされるほど大粒なアレキサンドライトは数えるほどしかないんだ。まだ国を出てないなら、わりと簡単に見つかるかもしれない。さあ、シド。やってみろ」
「うん。任せて」
シドは懐から孔雀の羽根を取り出した。緑色の美しい羽根に向かって呪文を唱える。
「〈標(しるべ)となり我を導け〉」
孔雀の羽根はシドの掌からふわりと浮くと、そのまま部屋から出ていこうとする。
「追いかけろ。あれの行く先にアレキサンドライトがある」
執事を残し、一行は邸宅から出て羽根の導きに従い深夜の港町を歩く。飲み屋街を越えたところで羽根は一時停止し、怪し気な古びた家の方に入っていく。
「どうする? お店じゃないみたいだけど……」
「こっそり入るしかないだろ。気をつけろよ」
ローランが先頭になり、古びた家の扉を開ける。一階は暗く、天井際には蜘蛛の巣がはっている。生活感のあまりない部屋だが、真新しい空の缶詰などがあり誰かが最近まで暮らしていたのがわかる。二階の方に注意をやると、複数人の声が聞こえる。羽根は二階に向かっていた。ローランたちは木でできた階段を軋ませ音をたてないように気をつけながら、二階へ上がる。二階には明かりがついていて、黒いマコーマックの戦装束を身につけた四人の男がいた。
「何者だ!」
彼らは一斉に抜刀し、こちらを威嚇する。孔雀の羽根は一人の男の胸元に張り付いた。その男の顔をよく見たエドガーは思わず声を上げる。
「レイン・フォード!?」
レイン・フォードは王立学校時代の同級生だ。成績はいつも首席のエドガーに隠れた二番手で、卒業後は騎士団に入ったと聞く。
烏のような黒色の髪をしているレインは舌打ちをした。
「エドガー・ランベルトと、ローラン・ハリウェルか。バレたからには生かしてはおけないな」
「汽車での暗殺も君たちのせいか……」
ようやく推理らしい推理ができる材料がそろった。
恐らくレインたちは騎士団の中でも開戦派と呼ばれる戦争に賛成している連中なのだろう。だから、マコーマック人の犯行に見せかけて、汽車で一般市民を殺し、国内でも権力のあるクラウス・エイヴリーが所有するマコーマック産の宝石を多くあしらった首飾りを奪いマコーマック人の評判を落とそうとした。事実、クラウスはマコーマック人に対し疑心を抱き始めていたし、このままいけばマコーマック国との取引をやめていたかもしれない。そうとなれば、ただでさえ貧しいマコーマック国には大きな打撃だ。財源を失った国を陥落させることなど容易い。そこまで考えたうえでの今回の窃盗事件だったのだ。
「かかれ!」
レインの言葉でエドガーは剣を抜く。
「シド、俺の後ろに──」
ローランがシドの方を振り向こうとする。その隙を狙い、ローランは自身の頭部を敵の剣の鞘で殴られ倒れた。
「先生!」
「ローラン!」
ゆらりと体勢をやや崩しながら、ローランは騎士の方を睨みつける。
「いってえな、この野郎」
「ハリウェルから潰せ!」
三対一になり、ローランは追い込まれていく。レインの剣戟を避けながら、エドガーは檄を飛ばす。
「死霊術以外の魔術も使えるんじゃなかったんですか!?」
「こいつら、魔術師封じの剣を使ってる」
「魔術師封じ?」
エドガーが背後のシドに目をやる。シドが答える。
「付近で発動する術を無効化するんだ。一日で五分くらいしかもたないけど」
厄介だな。
あっという間にローランは倒される。呻き声は上げているから、生きてはいるだろうけれど。
どうする?
このまま二人をおいて逃げてもいい。ローランははじめから殺すつもりでいたし、ここで野垂れ死んでも全く困りはしない。
──だが。
背後にいる少年に対して、エドガーは非情になり切れない自分を自覚せざるを得なかった。
なぜ?
どうして?
この子は、ヴァルスタイン王国の人間だ。そして将来は国を担う魔術師になる。殺しておいて損はない。まして子供のうちに騎士たちの手で殺されるのなら、こちらは何もせずとも済むのだから、幸運だ。
けれどそうはしたくないと心が叫ぶ。
自分は、この子の中に故郷を見ている。平和で穏やかで希望に満ちていた、自分が辿れたかもしれない故郷の未来を見ている。幸せになってほしいと思っている。
瞼の裏ににじむのは、こちらを見て微笑むクレアとシドだった。なんの衒いもなく、こちらを信じ、心を開き、尽くしてくれる人たち。
本当はわかっていた。
敵国に住んでいるのが悪人ばかりではないことくらい、子供だってわかっている。ただ、そう思わなければ、悪であると信じなければ、この燃え滾る復讐心が消えてしまいそうで怖かったのだ。
「あの男はどうとでもするといい」
気を失っているローランを視界の隅に捉えながら、エドガーは剣を再び構えた。
「だが、この少年は生きて帰す」
凍れるようなエドガーの視線を浴びたレインは、エドガーの本気を見てにたりと笑う。
「かっこいいこと言うじゃないか、秘書官殿」
中段への刺突をエドガーはひらりと壁を蹴って避ける。そのまま背後をとり、他三人の前に降り立った。そのまま剣を横凪ぎにして一人を斬り、二人を刺す。三人目の袈裟斬りにして倒した後、肩で息をしながらエドガーはレインと対峙する。
「エ、エドガー……」
背後で震えているシドにエドガーは振り向かずに語りかけた。返り血で前髪が濡れている。
「隙を見て逃げろ」
「でも、ローランが倒れてる……!」
「いいか、シド・スールーズ。今は自分の命のことだけを考えるんだ」
「けど──」
レインの攻撃を横に交わしきれず、エドガーの脇腹が裂ける。思わぬ痛みに、身体が床につんのめる。レインの剣がシドに迫る。目を大きくして怯えるシドが、故郷の友人たちと重なった。
──助けて。
あのとき聞こえたはずのない、友人たちの声が聞こえる。
──助けて、エル。
炎の中、煤けた小さな手をこちらに伸ばす。その手を、取れなかった。守れなかった。
だけど、今は。今だけは。
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