第33話(Vオフィスコラボ! ノエル編)

天原夜空と白夜ソウマのコラボ配信殻翌日が経った。私は今日後輩である黒星アユとコラボ配信を行う。その為の準備を私はしてきた。失敗はしたくない…… そう思いながら私は黒星アユて配信活動をしている黒星亜弓ちゃんに悪女ノエルで連絡をした。


「アユよ! 我たちの配信の準備はできているか?」その言葉にアユは口を挟む。


「はい!! ノエル様。準備万端です!!」その言葉を聞いて我は時計を見た。今の時間は5時前、5時になったら配信を始める。


そして十分が経ち我は配信を始めた………


コメント欄

ノエルファンクラブ:あと数分でノエル様が見れる……デュフ……


米丸1号:気持ち悪い…… ノエルちゃんも良いからな……


アユの母:あらやだ…… アユちゃんがコラボ…… 楽し見にしてるわ……


……………………………………………………


「皆の者!! 我は悪食ノエルなのじゃ!!  

今回は我の漆黒から異界の人を呼ぶのじゃ!

来るが良い! 黒星アユ!」我のその言葉でアユは画面に出現する。


「みんな! こんにちわ!! 黒星アユです!! みんなはポンコツって言うけど私は違うよ!  ということでぇ! 先輩の

ノエル様のところへきました!! よろしくおねがいします!!」アユのその言葉から我は言葉を綴った。


「今回は、黒星アユを召喚していろんなゲームをやっていくのじゃ!」我のそのコメントでコメント欄は「寂しいんじゃない?」なんていうくだらないコメントで溢れかえった。我は全身全霊で否定する。


「そんな訳ないのじゃ!!! 我は悪魔じゃぞ? 我が寂しくなることなんてないのじゃ!! 今回は我が得意な遊戯であるバトルマイヤー!というゲームをやっていくのじゃ!! このゲームは沢山の対戦ゲームが入っているのじゃ! 」我はそう言ってゲームを起動した。事前に更新はしてある。

 ゲームを起動すると我の目の前にゲーム画面が表示された。我はその中からコロッセオバトルと呼ばれるゲームを選び言葉を綴った。


「それではゲームを開始するのじゃ! このゲームの敗者には配信のタグにコラボ相手に負けましたをつける罰ゲームが執行されるのじゃ!! それとルールはあと少しの間見せるからそれで覚えておくのじゃ!!」


そして2分たち我とアユはゲームを開始した。このゲームはいわゆるバトル・ロワイアルだ。 インターネット経由で世界中の人と戦い、順位が高かったものの勝利となる。


ゲームが始まって我はあまり人が居ないような場所に下りて装備を調達する。今回ばかりは負けていられないのだ。 我はヒットポイントを回復するアイテムやダブルピストルをインベントに入れて戦場に入っていった。


まず見つけたのは装備を整えている途中の

一組だった。我は長年の特訓で得た技術を

駆使して音を立てずに後ろへ忍び込む。あと一歩…… そして我は相手のヒットポイントを完全に削りきった。一人をキルすると我は次の標的を探す。画面の右の残り人数を見ると50人と半分を切っている。半分をきると我たちをストームと呼ばれる空間が襲う。


その為、プレイヤーは安全地帯へと避難しなければならない。我の画面とアユの画面が

家来達には見えるようになっているが我は見えていない。我は急ぎ目に安全地帯へと向かう。


ふと気配がした。 我が直感に任せて躱すとそこには一丁の銃弾が横切った。強い……


我はそう考え、すぐ様臨戦態勢を取る。手には2丁拳銃を そしてすぐ回復が出来るよう回復アイテムを用意する。そして遂に始まった。我は相手が居る場所へと向かう。この特徴はコラボ相手である黒星アユのものだ。

我は全身全霊の力でアユの元へ辿り着き銃声を放つ。我が撃った銃弾は森と川を抜けプレイヤーに命中した。残りヒットポイントは100 我は逃さまいと怒涛の攻撃を仕掛けた。


そして5分間に及ぶ戦いを制したのは我だった……


アユと戦い勝利した我はその後ヒットポイントが結構削られていたからか、20位という成績でゲームを終了させた。


我達の試合を見てコメント欄では

『まじでプロなみ!!』や『素晴らしい勝負だった!!』などのコメントで溢れかえっていた。試合が終わり我とアユは言葉を綴った。


「ふう…… なんとか勝つ事が出来たのじゃ……」その言葉にアユは続くように答えた。


「いやぁ……負けちゃったよぉ ノエル先輩は強かったなぁ!」アユが言葉を綴ると我は次のコーナーに入り始める。


「次は毎土恒例の儀式、質問コーナーをするのじゃ!!  質問を募集するのじゃよ!」その言葉でまたしてもコメント欄はコメントで溢れ返る。


¥5000VTuberになろうとしたきっかけは?


¥1000 アユちゃんの他に3期生とは誰とコラボしたい?


そんなコメントを我達は一つずつ拾って答えていく。


「まずはVTuberになろうとしたきっかけを話すのじゃ!! 我は暇だったのじゃ。 何も変わらない日々に我は飽きて自分だけの空間を作りたい。そう思ったのじゃ!! 次はアユじゃぞ!」我のその言葉でアユが喋り始める。


「私はね!! 自分の居場所が欲しかったんだ!! 私はさ、ポンコツと呼ばれていたから、自分が胸を張れる居場所が欲しかったんだよ!!」黒衣アユの言葉が終わり、我は言葉を紡ぐ。


「家来達よ!! そしてあゆみんの集よ!!

今回の配信はどうだったかの? 今日は黒衣アユを召喚して配信をしていったのじゃ!!

それではここらへんで終わろうと思うのじゃ!!」我が言ったその言葉で配信は終了した……


……………………………………………………


Side海里

ノエルちゃんの配信が終わって僕はまだワクワク感が取り除かれていなかった。始めてみたバトル・ロワイアルのゲームコロッセオバトル。あまり敵がいないところに降りて戦略的に戦っていく。それら全てが僕の心をわしづかみにしていた。 そんな中僕は昨日の配信で決まったおやすみなさいツイート

二日目の投稿をした。


『みんな!! 早く寝ないと、僕、怒っちゃうぞ!!』


……………………………………………………

ということで、Vオフィスコラボノエル編でした。どうでしたか? 気付いている人もいるかもですが、今回の話で出てきたゲーム

コロッセオバトルはとあるバトルロワイヤルゲームをオマージュして使っています。


そして次回はヒメナ編です!!  

その後はYouTuber時代の夜空を書こうと思っています。ぜひお楽しみに!!


もしこの話が面白いと思ってくれたのならフォロー、レビューその他諸々してくださったら嬉しいです。






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