第29話

「行ってきます!!」俺、新宮賢人は新しく、オーディションを始めたVTuber企業。


Vライブの本社へと向かっていた。夜空たんや、ノエルちゃん、そんな人達と同じステージに立ってみたい。そう思ったのは、Vオフィス二期生が3D化した時の事だった。まるで実際に生きてるかのように動く推し。俺も推しと同じ様に配信したい。そう思った俺はすぐさま、配信について調べた。もしかしたら、Vオフィスみたいに募集をかけているところがあるかもしれない……


俺は必死で探した。そこで見つけたのが、第一期生を募集していた新しいVTuber企業。

Vライブだった…… 


俺がVライブの本社へと入ると、まるで秘書の部屋のような所へ案内された。そこで、

面接が始まる。 まず聞かれたのは、

VTuberになろうとした経緯だった。俺は練習通りに答える。


「今流行りのVTuberを見て、そして楽しく生きているのを見て、俺もそんな人達と同じ場所に立ちたい!! その為になりたいです」

その言葉に面接官の人は何を思ったのか、次の質問を始めた。次聞かれたのは特技だった。俺の特技は声を変える事ができる。


これは親友である海里にも伝えた事のない

正真正銘の俺の特技だ。俺はその特技を見せる。


『友達のみんな!! 天原夜空だよ!』

どうだっただろうか? 推しである夜空たんの声真似をしたのだが……


そう思い、面接官を見ると、険しい表情を浮かべていた。そしてそのまま面接は終了した。それから一週間、俺は緊張したまま学校生活を過ごした。まぁ、緊張は親友二人には気づかれていなかったから良かったが……


そして遂に、俺の元にある一通のダイレクトメーセージが届いたのだ。


「新宮賢人様。Vライブ一期生に合格しました。 明日、本社へと来てください……」そのメッセージに気付いたとき俺は大きく飛んでガッツポーズをしたくなる程心が高揚していた。俺は翌日、朝早く起きて本社へと向かった。二人は俺がVTuberだと気付いたらどう思うんだろう? まぁ、身バレはやばいからバレない様にするが……


俺が本社へと入って、最初と同じ部屋に入ると、そこにはマネージャーが居た。俺はそのマネージャーと一緒に初配信の準備を念入りに行う。俺のキャラクター像。そしてどんな自己紹介にするか、 それを話し合い俺は

初配信を3日後にすることになるのであった……


…………………………………………………………………………………………………………


僕達は今、マネさんに集められていた。マネさんに話されたのは新しく、出てきたVTuber企業Vライブについてだった。 

最初はVオフィスだけだったけど、今はどんどん企業が拡大している。 Vライブの一期生は 覆面ケン、 鳥竜クワ、 深爪アイ

の三人らしい。 いつかコラボしたいな……


この企業の初配信は明々後日だ。 楽しみだな…… 僕達はその言葉を聞いて解散する。解散した後、僕は配信ではなく動画を投稿する。僕が投稿する動画は最近のニュースを

ピックアップして僕の言葉で紹介していく動画シリーズ。夜空のニュース見聞だ。今回

投稿する回には、Vライブのことや、最近起きた事件、それらを僕の言葉で説明している。今回の動画も高評価貰えますように……


僕はそう願いながら投稿ボタンを押した……



<シリーズ!! 夜空のニュース見聞!>


「みんな!! 天原夜空だよ!!」

 

「今日は動画だから、コメント欄は見れないから、ごめんね!」


「それじゃあ、最近あったニュースを紹介していくよ!」


「まずは、僕達の3D化配信が、あったよ!! みんな楽しんでくれたかな?」


「僕達は練習して、歌を歌ったんだ! その時に歌った歌は僕達で作詞作曲したんだよ!! 凄いでしょ……」


「最後のニュースだよ!! Vライブと呼ばれる企業が現れたんだって! 近いうちに

初配信するらしいからみんな!! ぜひ、みんなで見よう!! それじゃあバイバイ!!」


終了しました……… 


……………………………………………………


コメント欄


久しぶりの動画だ……


Vライブか…… 俺絶対に見に行くわ……


俺、公式サイト見つけた。もうチャンネル登録してるわ…… お前らもしろよ……


…………………………………………………… 


(Vライブ公式)

チャンネル登録者数:2万人

……………………………………………………


ということで、新しい企業の登場でした。

どうでしたか? これで、自分が、書いてみたかった、親友全員がVTuberが実現できました。しかも賢人は二人がVTuberであることを知りません。 二人も賢人がVTuberであることを知ってはいません。そんな中で、親友である三人は普通の友達として生活していきます。いつ、バレるのか、そこも見所

なので、この続きが気になったと思ってくれたのならフォロー、レビュー、その他諸々してくださったら嬉しいです。




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