第六章 あなたが八人目
第六章 あなたが八人目
「おはようございます。」
「おはよう。」
そう返事を返してくれる
「
電話番のアルバイトが言った。
「え?あ、何て言っていましたか?」
「
「分かりました。ありがとうございます。」
「
「何もしていませんよ。」
私は
会社のパソコンを開くと、大量のメールが届いていた。送り主は金曜に
私は
「
アルバイトが私に向かって言った。やはり掛けて来た。
「ありがとうございます。取ります。」
私はそう言って、自分のデスクにある
「もしもしお電話代わりました。
「
昨日、
「どうも。」
「急で申し訳ないのですが、これから
「話って何の話でしょうか?」
私は
「
「
「
「
「今日は
私は
「良かった。でしたらお待ちしているんで、今から来て下さい。
私は行くとは
「分かりました。」
「それでは後ほど。」
「出てきます。」
私はそう声をかけてオフィスを出た。オフィスのある
「すみません。
私は言われた通り一階の
「お待ち下さい。」
話しかけた
「
「どうも。
私は
「こちらです。」
「そちらにお
それでも
「川本レナさんですが、
私が座ると
「
「
「知りません。」
「先週の金曜日に
「
「何時から何時まで?」
「午後三時から九時頃まで。」
「九時以降はどちらに?」
「帰りました。あ、でも帰る前にバーに立ち
「何ていうバーですか?」
「カルティック・ナイト。」
「店の住所は?」
「まるで取り調べですね?」
私は
「
「では月曜と火曜の夜はどちらに?」
「月曜は大学のオカルト
自分で言っていても
「もう少し詳しくお聞きしたいのですが、月曜と火曜の深夜一時から三時までどちらにいましたか?」
「家にいました。」
「どなたか
「一人暮らしなので。」
私は少し
「そうですか。」
メモを取りながら聞いていた
「
私はサーと
「川本レナさん、
明らかに
「私は
「そうですか。今日はご
「戻りました。」
私はそう言って自分のデスクにつき、パソコンを開いた。メールボックスに新着メールが届いていた。開いてみると、
『お送りした
私のスマホの着信音が鳴った。
「もしもし、
「
「いいえ、まだ。」
私はそう言いながらパソコンを
「早く見て下さい。」
「今
「最後の方です。
「この数字・・・」
「見たんですね!?
電話の向こうで
「どうにかしないとって・・・」
『どうにかしないとってどうすれいいの?』そう言いたかった。けれど一回りも年下の大学生にそんなことを言っても
三、四は女子大学生、五、六、七は男子大学生、八は私。八以上の数字はなく、
『これは僕の
その通りかもしれない。
「
私は電話の向こうにいる
「
「八人全員、
私はそうつぶやいた。
「やっぱり・・・あいつ・・・!」
鈴木が
「三から七の方には私から連絡を入れます。
「
「
「夜までにお願いします。そうしないと三番目が死ぬんです。」
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