第6話 会いたい
いつもの晩の千重の部屋である。フカフカの広いベッドで頭がぼんやりしている千重。晴人とメッセージのやり取りをしている千重。二人は付き合っている。
ただひとつ、千重は見知らぬマイケルという人も好きである。千重はリアルもネットも両方の恋愛を取るつもりである。
すると、アプリのマイケルからこんな言葉が。
『会いたい』
千重はドキッとなる。見知らぬマイケルからのその言葉に。そのあとには晴人からもメッセージが。千重はとりあえず晴人とのメッセージのやり取りを優先する。
千重は、見知らぬマイケルとはネットだけのつながりだけにしておきたい。だから、急にそんなことを言われても、と千重は考えている。でも、千重はドキドキが止まらなかった。
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