第9話 晩夏の午後
「晩夏の午後」
疲れた
疲れました
今日は少しだけお酒を飲んで
休んでしまおうかと思います
それでも明日からは
晩夏にふさわしく
寂しい生き方を始めようと思います
疲れた
疲れ果てました
今は少しだけ仕事をサボって
寝転んでしまおうかと思います
それでも明日になれば
小秋にふさわしく</div>
哀しい生き様を見せようと思います
秋の日本海です
荒れ果てた山村です
それは私の心なのです
疲れた
疲れました
今日は明日からのために
何もかも忘れて
休むつもりなのです
晩夏の頃 詩川貴彦 @zougekaigan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。晩夏の頃の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
如是我聞もどき/詩川貴彦
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 10話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます