甘い美味い甘い美味い
有加里ちゃんと来たのは学校から近いなんかおしゃんなカフェ
前から気になってたんだよねここ
「じゃあこれとこのケーキひとつずつください」
「かしこまりました」
美味しそうなケーキ頼みましたふふふ
「さっきは前髪勝手に触ったりしてごめんね?ケーキでお許し願いたい!」
「そのことは全然大丈夫なんですけど、ほんとに奢って貰ってもいいんですか…?」
「大丈夫だよー謝りたかったし、私が先輩だしね」
わざと片方の口角を上げてドヤってみた
「ありがとうございます…!あ、そういえばどうして私の前髪触ったんですか?」
「いやだってねぇ?」
「?」
正面からしっかり見ても目が見えん
どこに目があるのかすらわからん!
「なっっがいじゃん、目見たくなっちゃうじゃん!?」
「え、そんなに長いですかね…??」
「ながいよ!きろう?!あ、切りたくない理由とかあるならいいんだけど」
「いえ、ただ切るのがめんどくさくなって…」
「めんどくさいだけかい!」
「切った方がいいですか?」
「今も可愛いけど、切った方がもっと可愛くなるよ!!私が保証する!」
「…じゃあ、切ろうかな…」
「っっ?!?!?」
「お待たせ致しましたー」
え、、めっちゃかわいいんだけど
見ました?今の
ちょっと斜め下見ながら前髪触っててほっぺ赤かったよ?!?!?可愛いって言って照れてた?!?!
かっっっわい!!?
「おいしそうですね」
「っあそうだね?!」
「食べましょー」
「うんー」
モンブランのケーキをひとくち頂こうではないか
「ん!おいし!」
うんめぇ!!!!!!くそうめぇ!!!
「こっちのチョコケーキもめちゃくちゃおいしいです!」
「えたべていい?」
「いいですよー」
「有加里ちゃんもこれどーぞ」
有加里ちゃんとお皿を交換してと
ではチョコケーキをひとくち…
うっっっまい!!!!!!
この甘いスポンジと少し苦めのソース!
たまらん!!!!
「これもめっちゃ美味しいね!」
「このモンブランも美味しいです!」
食べるのが止まらん
甘い美味い甘い美味い甘い美味い…
うーーん!!!!おいし!
「あ、ほうだ!ほのあほほうじあかったらふぃえでふぁみみってわふぇほうか?」
「飲み込んでから言ってください」
あごめんなさい
「この後用事無かったら家で髪切ってあげようか?」
「え、いいんですか」
「いいよー家誰もおらんし」
「じゃあお願いします」
「ふぉっけー」
けーきうめーーーー
また来よここ
——————————————————————
「ここが私の家だよー」
「…え、ここ、ですか」
「そだよー」
「この高級そうなマンション…ですよね?」
高級そうかな?普通だと思うけど
「高級そうではないけどここだよ」
「お、おぉ」
なんか感動してらっしゃる
「じゃ行こっかー」
「はい」
2人でエレベーターに乗って最上階のボタンを押す
「私の住んでるところ1番上だから遠いんだよね」
「え、最上階なんですか?!」
「うんー、お父さんと住んでるんだけどほとんど帰ってこないから一人暮らしみたいな感じー」
「そうなんですね…」
最上階に着いたら左に曲がってまっすぐ進んでー…
「ピッピッピッピッピッ」
「おぉ…」
「暗証番号覚えて帰る?」
「っえ」
「冗談だよー」
んふふー本気にしたかなー?
からかい甲斐があるなー
「ひ、広い…!」
「ゆっくりしてってねー?そこすわっといてー」
前髪切る準備してくるーといって袋とはさみを探しに行く
私も一応前までは前髪あったからはさみとかは揃ってるんだよなー
「よしー!前髪を切ろうか…」
ぐっふっふっふっふ
さあ私の手で可愛く仕上げてやろう…!
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