第12話 美玖のファッションショー開催
バーガーショップで普通のカップルと同じようにイチャイチャしてから店を出て今日のデートのメインイベントである美玖のファッションショーを行う為洋服屋に入った。
「よっしゃ!!美玖の可愛いさを引き立てる服を選ぶぞー!!」
「ふふっ。猛、気合い入ってるね。猛に選んでもらったお洋服を着た姿を猛に見てもらえるのは私も楽しみだよ。」
美玖は天使の様な笑顔を俺に向けてくれた。
美玖の笑顔はいつ見ても最高に可愛い!!
俺は美玖と一緒に洋服屋を回りながら洋服を選んでいった。
「ジャーン!!どう?似合うー?」
美玖が着ているのはトップスは白のカシュクールブラウスという名前のブラウスだ(美玖に名前を聞いて初めて知った)
真ん中付近に大きなリボンが付いていて美玖の可愛いさに合うと思って選んだ。
ボトムスに選んだのはデニムジーンズを選んだ。理由としては上がふわふわ可愛い感じなので、ボトムスはキリッとした感じが良いんじゃないかなと思ったからだ。
「めちゃくちゃ似合ってる!!可愛すぎて抱きしめたい!!」
「えへへ♪ありがとう♪私も猛に抱きしめて欲しいけど、まだ買ってないお洋服だから今は我慢するね。じゃあまた着替えてくるから待っててね?……生着替え見たいなら一声かけてから入ってきてね❤️」
美玖は試着室から顔だけを出してとても魅惑的なお誘いをしてきた。
かなり魅力的な誘いで試着室に向かおうとしてしまったが、店の中でそこまでイチャイチャしたら周りの人達から冷たい視線をされそうでやめておく事にした。
「いやいや!!流石に店の中で堂々と試着室の中には入らないから!!」
……多分。
「ざんねん☆」
美玖は舌を出してウインクをしてから試着室から出していた顔を引っ込めた。
……正直言うと今からでも試着室にお邪魔したい気持ちで一杯だ。
ここは般若心経でも唱えて心を落ち着かせよう。
「猛お待たせ〜。」
俺は般若心経を唱えた事によりすっかりと落ち着きを取り戻す事に成功した。
今の俺の心は仏のごとく穏やかだぜ。
「ふおおおおーー!!可愛いぞーーー!!」
……俺の心の仏は簡単に崩れ去った。
黒色のパフスリーブのトップスに赤いミニのフレアスカートを履いた美玖が出てきたんだから可愛すぎてもう無理だよね。
俺は発狂すると同時に抱きしめていた。この服は買うからもうシワになってしまうとかは気にしない!!
「やんっ❤️急に抱きしめないでよー。嬉しすぎて困っちゃうからー。」
「ごめん!無理!こんなに可愛い美玖を抱きしめられないなんて拷問でしかない!!」
俺は興奮したまま早口で喋った。
「猛興奮しすぎだよ!もう、せっかく我慢してたのになぁ。ちゅっ❤️」
美玖は俺の頬を両手で挟むと俺にキスをしてきた。それも軽めではなくて舌までガッツリ絡めてくる大人のキスだった。
そのまま長い時間チュッチュしまくった後(おそらく数分程度)美玖の顔が離れた。
「美玖さん?ここ店の中なんだけど……。」
俺が見渡そうとすると美玖の手によって顔を固定されてしまった。今俺の目に映るのは美玖しかいない。
「他の人を見たらダメ!私だけを見て?お洋服を買ったらお家に帰って愛し合いたい。……だけど、猛のせいで我慢出来なくなっちゃったからキスしちゃった❤️試着室で私を着替えさせてくれる?」
美玖は言い終わるとまたキスをしてきた。舌を絡めてネットリとしたえっちなキスをしていると頭の中から店とか関係なく美玖とイチャイチャしたくなってしまう。
キスを終えると俺は美玖ちゃん改めて抱きしめながら言った。
「分かった!俺が美玖を着替えさせる!!ヘッヘッヘッ!!観念するのだお嬢さん!!」
「きゃああ❤️猛がえっちぃ人になったー❤️」
俺と美玖は試着室に一緒に入っていった。
出てくるまで数分かかったけどな!!
その後洋服屋でレジに向かって買ったんだが、何故か店員や店の客が血涙を流しながら白い物をぶちまけていた。
バーガーショップの人達と同じで体調が悪いのかな?冬から春になって気温もかなり変化したから体調崩しやすいから仕方ないよな!!
俺と美玖は店員さんと客にお大事にと言ってから店を出ていった。
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