第2話 お家デート
「よし!罠にかかった!」
「猛ナイスー!これでクエストクリアー!!」
俺の部屋で今やっているゲームは全世界で人気のあるモン○ターハ○ター通称モ○ハ○をやっている。
このゲームは色々な武器の中から自分に合った武器を見つけてモンスターを狩って素材を集めて自分のキャラの武器や防具を強化してさらに強いモンスターに挑んでいくやり込みがあって楽しいゲームだ。
俺が家でこのゲームをやっていたら、次の日に美玖が「買ったから教えてよー。」と言って、それからは2人でやることが多くなった。
美玖はそこまでゲームをやるタイプでは無かったけど、ヒゲの立派な配管工のおじさんがレースをするゲームやパズルゲームくらいしかやっていなかった。
理由を聞くの忘れてたけど、何でやりたくなったんだろう?
明天堂というメーカーが出した携帯ゲーム機としても使えて、テレビに繋げば大画面で楽しめるスイッチングという名前のゲーム機で2人で遊んでいる。
「やったー!やっと宝玉出たー!これで防具が作れるよー。猛、ありがとう。」
「マジか!良かったじゃん。レア素材は出にくいうえに、物欲センサーが発動して、マジで出ないんだよなぁ。俺は何もしてないって、美玖が頑張ったからだろ?」
やっと出たと思ったら一気に2個出るとかもあるからなぁ。
「ううん。私が楽しくこのゲームをやれてるのは猛のおかげだよ。だから、ありがとう!……ちゅっ❤️」
美玖が俺の頬にキスをしてしきた。
「ちょっ!?いきなりは禁止だって言っただろ!?美玖からいきなりキスされると、スゲードキドキしちゃうんだって!!」
「だってー、猛にありがとうの気持ちを伝えるのならキスが1番伝わるでしょ?」
美玖はウインクをしながら言った。
美玖がウインクをするだけで、可愛すぎて俺にはかなりのダメージが入るんだが!?
「確かに美玖の気持ちは伝わるけどさ、街中でも関係なくキスしてくるのはどうなんだ?ほら、人目とかもあるじゃん?」
「へぇー、つまり猛は人目が無ければキスしまくっても良いって事だよね?お家デートの時は気にしないでチュッチュッしても良いんだ❤️」
うん。家なら人目も気にしないで良いね……あれ?
「待った!確かに人目は無いけども!!節度というものがあってだな!もちろん俺は可愛い美玖となら何処でもイチャイチャしたいと思ってるよ!!でも節度は守ろう!!……美玖さん?何故に近づいてきてるんすか?」
美玖がゲーム機をテーブルの上に置いて俺に端正に整った綺麗な顔を近づけてきた。
美玖の両腕は俺の腰に回されていて、俺は逃げれない状態になっていた。
「猛は私とならいつでもイチャイチャしたいと思ってくれてるんだー。ふふっ。私もだよ。……猛、私は猛のことが大好きだから、猛の事で我慢なんてしたくないし、もう出来なくなっちゃった。だから、もっと私とイチャイチャしようよ!」
美玖が俺を上目遣いで見つめながらそんな事を言ってきた。
……あっダメだこれ。こんなに可愛い美玖にお願いされて嫌ですなんて言えるわけねー!!
「分かった!俺も美玖の事大好きだから、これからは何処でもイチャイチャする!!」
「やったー!猛大好きだよー❤️」
……結局この後はキスをしまくった。キスで満足してくれた美玖は上機嫌のままゲームを再開した。
2人で楽しくゲームをしてゆっくり過ごした。
クエストクリアする度にキスをしたけどな!!
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