第6話 学校①
「大河~。おはよ~。」
教室に行くと、後ろから、話しかけれれた。このやる気のない声は誠だ。誠とは、中学の時、部活が一緒だったので仲良くなった。ちなみに誠とは、ペアを組んで
大会に出たこともある。まあ、結局負けちゃったけど。あ、ちなみに苗字は結城な。
いいな~結城っていう苗字。めっちゃかっこいいじゃん。ていうかこいつ、何で俺の前の席なのに、後ろに立って話しかけてくるの?絶対座って話した方が楽じゃん。わざわざ立って、後ろから話すなんていうわけのわからないことをするから、そんなやる気のない声しか出せないんだよ‼そんなことを考えながら、誠に挨拶を返す
「おはよう。誠。お前もうちょっとやる気のある声出せねーの?損な声聞いてるとこっちまで朝からやる気そがれちまうよ。」
「は⁉仕方ねーだろ。こっちはお前、窓の外見てたら、仲間だと思ってた親友が、後輩と一緒に登校してんだぞ。しかも楽しそうに。いいな、部活に、部活に入ってないのに後輩の彼女がいるなんて。」
いや、あれは仕方ないじゃん。成り行きでああなったって言うか。まあともかく弁明しとかないと。そんなことを考えていると
「やあ、おはよう。ゴミ野君にゴミ城君。今日も朝から君たちはうるさいね。おさるさんかなんかなのかな?あ、すまない。これは僕の失言だ。そんな言い方をしたら失礼だもんな。おさるさんに。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます