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  • 編集済

    キャラの心理描画、よく書けていらっしゃる。

    後は情景的な視覚情報を抽象的に描くのではなくて、もっと具体的な、さり気ない文章で言い表せたなら、世界観がもっと広がるのではないか。私はそう思います。

    キャラの内面や、葛藤、苦悩、など比較的描写し辛い事には、真正面から解決策を講じて“綺麗”に文章に落とし込んでいますが、逆に基礎的な面の、目で見たことをそのまま相手に伝えるという、“文”の根源的なものがやや足りない。
    難しく考えすぎている、と言った方が伝わりますでしょうか。
    文章で、人間の内面、さらには学生の不安定な面を書き表す時、“詩的”な感性のみで進めてしまう、そういう読者様は大多数いますが、そういった作者様の作品は総じて「世界観が“画”として入ってこない」というものに陥ります。
    比喩的な表現で言葉を濁したり、直接的でない言い方で話を大きく見せる、ということをし過ぎてしまうわけです。

    この作品がそうであるか、と言われると「半分それに近い」と私は答えます。
    ですから、もう少し、読者に想像の余地を与えすぎるのではなく、ある程度の下地は作者様自らが表現してもいいのではないか、と提言します。


    総評【淡く不安定な心理を描写することに長けており、どこか切なくも明るい雰囲気を文全体から演出することに成功している作品。しかし、読者に想像を委ねている書き方が目立ち、どこか世界観を説明し切れていない、もしくは人物の内面に寄り添い過ぎた文であるという見方も出来てしまう】



    作者からの返信

    懇切丁寧にありがとうございます。温かい文章が私の心に深くしみいりました。
    あなたに指摘されてやっと私も腑に落ちました。私は大分基本的なところから逸れていた、いやむしろ未だ基本が完成していなかった。にも拘らず、表現として難しくなるであろう場所に注力していました。しかし、直接的で物質的で描写が足りず、舞台というのをいまいち読者に想起させにくいのでしょう。あなたのおかげで理解できました。
    恐らく、これらは自分の未熟さによるものです。私が怠惰で語彙が十分でないから起きる事だとおもいます。ただ、これで作家としての自分の完成に一つ近づきました。
    本当にありがとうございました。


  • 編集済

    詫摩のキャラいいですね。笑わせてもらいました。

    作者からの返信

    友人にセンスのある変態さんがいて、その人こそが詫摩なんです。