第23話 宇宙の年齢138億歳に物申す

深々部宇宙探査によって観測できる最遠方の銀河が138億光年先にあるということで、宇宙の年齢を138億年と定めていますが、個人的に「そんな短い訳ないだろう!」と思っています。


ここをご覧になっている貴方はいがが思いますか?



大体、138億年先にすでに立派な銀河系が存在しているのが、おかしいです。

そのとき宇宙ができたてで、もう銀河系が存在するはずがないではありませんか!



そもそも、我々が138億光年先に見ている銀河系にいるであろう宇宙人は、同じように彼らの銀河系から、地球人のいる銀河系を見て同じ思いをはせていることでしょう。


138億光年が、宇宙の水平線、と言うなら理解出来ます。赤方偏移が大きくて可視光では見えなくなる限界ラインと言うことです。


太陽の寿命は100億年と言われています。太陽では、水素原子から鉄原子まで核融合が進行しますが、それより重い元素は、超新星爆発でないと作られません。


地球からは、ウラニウム鉱石が採掘されています。つまり、地球を構成している元素には、過去に超新星爆発した恒星の残骸を持っていることは、地球ができる前に幾億年経過しているわけです。


宇宙玉ねぎ説論者としては、ビッグバン発生し、ある程度冷えて晴れ上がるまで兆年単位の時間経過しているのではないかと妄想しております。


また、火山と同じように、一度噴火すると、そこにマグマの道筋ができて、次の噴火もしやすくなります。同様に、ビッグバンも一度発生すると、同じ場所でビッグバンが起きるのではないか、というのが宇宙=玉ねぎ説です。


次のエネルギーが溜まるまで、相当な時間がかかるし、ビッグバン爆発で拡張された空間が十分に冷えて物質化するのにも時間がかかるでしょうから、兆年単位経過してもおかしくはないと思います。


後述する話では、銀河系の形成段階を妄想しております。

その妄想においても、銀河系が形成されるまでに途方も無い時間がかかりますし、できてから銀河系の終焉までも、さらに相当な時間がかかります。とても138億年という範疇に収まりません。


それにしても、スター・トレックなどで登場するワープ技術があったとしても、せいぜい銀河系内を人間の寿命の範囲で移動できるぐらいなので、宇宙全体で考えると、お隣さんのアンドロメダ銀河系までも200万光年かかるぐらいですから、他の銀河系までの移動は、一体どうなるのだろうかと、心配してしまう今日このごろです。

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