第16話 宇宙の端っこ徒然
宇宙が広がり続けているということは、広がりつつある最先端が存在するということになり、宇宙の外側はどうなっているのか、という疑問が出てきます。
過去の話でビッグバンによる衝撃波が広がりつつ無を破砕しながら空間を作り出していきます。ただ、できたばかりの空間は、本当になにもない空間で、そこに既存の宇宙空間から、ナニカが流れ込んできて、初めて普通の空間になります。
このとき、流れ込むナニカは、瞬間的ではなく時間がかかります。(光速度)そのため、宇宙全体が均一になるにも、当然、時間がかかります。均一でないということは、偏りがあるということです。空間が”薄い(出来たて)”のときは、薄い空間を埋めようと、対生成が行われます。
例えるなら、水蒸気が上空に登っていくと、気圧や気温、湿度が下がるため、凝固して水滴になる=雲ができる、ようなものです。通常空間よりも薄い場合に、物質が生成され、薄さを埋めるわけです。
このように、宇宙の端っこでは、新しい空間が次々と作り出され、また、空間の薄さをカバーするために、対生成により素粒子が発生、それがゆくゆくは星になっていくのではないかと考えています。
一方では、どんどんブラックホールに吸い込まれていきますが、もう一方では、どんどん物質が生成され供給されるため、夜の空から星がなくなってしまうことはなさそうです。(少なくとも、そう思いたい)
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