第17話 タージオン、ルクシオン、タキオン徒然
特殊相対性理論から導きだされるという、粒子の分類です。タージオンは光速度未満の粒子、いわゆる通常の物質のことで、ルクシオンは光子のこと、光速度一定で運動します。タキオンは、最低でも光速度を超える運動をし、エネルギー無限小のときに、速度無限大になり、虚数の質量をもつ粒子とされています。
ふと、タキオンについて、面白い解釈を思いついたので、書いてみました。
地球のような球形の世界を思い浮かべてください。その世界を縦に輪切りします。地表から中心までの断面が見えるようになります。ルクシオンは、言わば地表面そのもので、ここが光速度一定の世界です。タージオンは、地表より上空の光速度未満の世界となります。
そして、タキオンは地下の世界となります。タキオンがエネルギーを失うと、中心部分へどんどん沈んでいきます。中心部分に達すると、少し移動(周回方向)してから浮上すると、、、、、90度分周回してから浮上すると、地表面では4分の1円周=1万キロ移動していることになります。ルクシオンが地表をえっちらおっちら1万キロ進んできたのに、タキオンは中心部でほんの少し移動しただけで、1万キロ移動したことになります。(地表面から中心部へ行き来する距離や時間は、考えないことにします)
タージオンは、エネルギーが低い状態では、かなり上空に位置しており、エネルギーを持つと地表付近まで降りてこられます。逆にタキオンはエネルギーが低い状態で中心部に近いところにおり、エネルギーが高いと地表近くまで上昇してくるということになります。エネルギーが正数か虚数というのは、エネルギーの加算方向を示していると解釈しています。
ブラックホールで中心部に向かい、ホワイトホールで浮上する、という形でワープが行われるのかな、と思っています。
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