紀藤明美と佐藤様

紀藤明美視点


ルンルン♪


今日は私が推しのラノベから漫画化した{無所属転生、異世界に行って本気をだしたら与党代表にさせられた}の発売日。


ニコニコタウンの本屋に予約をしていたので買いに来た…までは良かったのだが…まさかこの男と出くわすなんって!


「佐藤様!!と有罪男!!」


しかも我らが神である佐藤さんと一緒に…一緒に?


「有罪男は止めてくれ!」


と言い近づいて来る。


「ちょっと!5m以内の接近禁止命令!」


(まさか私を襲う気?!佐藤さんがいなければ我が魔法で消し炭にしてやるのに!!仕方がないから魔眼の呪術で!)


「副委員長に対してじゃないだろ。」


シ!シ!とあっちに行けと手で追っ払いながら小声で『消えろ!消えろ!消えろ!消えろ!』と魔眼で呪術を送る。


※余談 お気付きでしょうが、副委員長は中二病をこじらせております。


「犬じゃぁないんだから。」


有罪男が抗議してくる。


(良い事思い付いた!この有罪男を利用して佐藤様にお近づきにられるんじゃ?行動あるのみ!!)


佐藤様にだけ聞こえるように「怖いよ。」と言い佐藤様の後ろ背中に隠れる。


(我らが神の髪の毛から素晴らしき香りが!髪の毛一本貰えないかな?そうすれば御神体に…いいえ!私の私物として毎日クンカクンカ匂いを嗅いで!ベロベロ舐めて!!1m単位で刻んでご飯のふりかけに!!!あ!あ!!あ!!!想像しただけで興奮が収まらない!!!!」


※余談2 紀藤の心の声ですが、髪の毛一本あたりから声に出し、髪の毛を一本を手に取り、クンカクンカ、ベロベロしております、さすがに刻んではいませんが。


佐藤様が「ヒャ!!」と小さい悲鳴を上げながら「紀藤さん、私の後ろに隠れないでください。」と言い慌てて逃げ有罪男の後ろに隠れた。


有罪男も佐藤様を庇う様な動きをしている、そこで私は確信しました。


佐藤様は…


有罪男…


に脅されて付き合っていると!!


「きさま!!我らが神である佐藤様を脅して付き合うなど言語道断!!!粛清してくれる!!!」


あとがき


昨日は投稿できずすみません。


仕事が終わって、風呂に入ってコタツに入ったらいつの間にか寝てましたw

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