奈緒と携帯
佐藤千鶴視点
今日、奈緒からの手紙で携帯をお母さんに買ってもらった、と書かれていた。
携帯の番号とメールアドレスが添えられていたので、さっそく登録、RINEで番号で検索…………あれ?出ない?
仕方がないのでメールで。
『初携帯おめでとう(*^^*)千鶴』
(………………………返事が帰ってこない…お風呂かな?)
そのまま待つのも暇だったので今日出た数学の宿題をすることにした。
(明日までにプリント3枚って数学の宿題多すぎ!!)
宿題を初めて30分後、返事が帰って来た。
『ありがとう、いませつめいしょみながらうっています、ところでかんじへんかんどうするの?』
見事にひらがなしかない。
『候補の中から選んでタップすればOK。」
……………返事が帰ってこない。
また宿題に戻る、今度は15分後。
『変換出来ました、教えてくれてありがとう。』
『ところでRINEはしてないの?』
『まだそこまで出来ていません。』
『良かったら今度の日曜日に久しぶりに会わない?その時に色々と教えれると思うよ。』
『いいですね、久しぶりに会いましょう。』
『ニコニコタウンで良い?』
『はい、時間は昼から出お願いします。』
『了解、それと友達も連れてって良い?』
『いいですよ。』
約束を取り付けた後、おしゃべりをした。
次の日の数学の時間。
「佐藤、宿題は?」
今、教壇の横に立たされ斎藤先生に怒られています、奈緒とのメールに夢中になり、宿題の事をすっかり忘れたためです。
「今度忘れたらここで音読させるぞ!」
と言い許してくれましたが、宿題の音読って意味あるのかな?
♦
あとがき
すみません、この2~3話ネタ切れ中です。
後数話この感じだと終わらせます。
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