千鶴の家族(父親を除き)
佐藤千鶴視点
「お帰り、お姉ちゃ………ん?……お姉ちゃん?!…………お母さ~ん、お姉ちゃんの魂が半分抜けてる~!!」
あれからどうなったかと言うと、告白はOKした、そして斎藤君からメッセの返事はちゃんと文字で!と物理的距離を縮めるように、とアドバイスを受けた。
だが、はっきり言えば耳に入っていなかったOKを信じられず、心は浮かれ舞い上がり、魂が身体から離脱しそうなのを理性が必死に手繰り寄せている状態で家に帰って来たのだ。
それを妹が指摘するが、それどころではない、初彼氏である…初彼氏。
「きゃ――――――――――――!」
「きゃ!」
「どうしたの?さっきから大きな声を出して。」
「お姉ちゃんが壊れた!!」
余談だがここで佐藤家の家族紹介、まず父はここに居ないので省く、母の
次に妹の千佳だが、同じ学校の高校1年で姉の千鶴と瓜二つ、違いは性格で、姉が物静かに対し、まるで太陽(とても明るい性格だが、たまに暑苦しい時もある)との学校内での評価だ。
家では全く違うのだが学校では2人共に上手くネコを被っている。
「あら!ホント、大丈夫千鶴?」
「ふぁ~い。」
「お、お姉ちゃん…………精神科探そうか?」
「も~千佳、メ!そんなこと言わないの。」
その時千鶴の携帯にメッセの音が鳴ると、半分抜けてた魂が一気に戻り我に返ると、一句に自分の部屋に走り出した。
「あらあら、千鶴~走ったら危ないわよ~」
「お姉ちゃん…学校で何かあったのかな~?」
千鶴を心配する2人だが、それよりもメッセの方が気になる千鶴だった。
『こんにちは、付きあいだしての初メッセ、とても緊張しています。』
自分の部屋に入り、着替えずにベットの布団にダイブ!うつ伏せのままメッセの返事をする。
『こ,こんにちはそれは私もです。』
『浩司に言われたけど、距離を縮めるために、明日の休みに買い物に一緒に行きませんか?』
(これ!デートのお誘い!!)
『は、はい!!』
『だったら○○駅のニコニコタウンに10時で良いかな?』
ニコニコタウンとは大きな商業施設でなんでも揃うが、迷子になると再開するのは難しいと言われている施設だった。
『はい!』
『待ち合わせ場所は○○駅の前で良い?』
『は、はい!良いです!!』
『決まりだね、それじゃあ明日よろしくお願いしますあ、僕これからご飯だからあた後でメッセ送るよ。』
「こちらこそよろしくお願いいたします。は、はい、また後で。』
ここで一旦メッセが終わったが、初デートが嬉しすぎて。
「ワォ――――――――――――――――――ン!!」
と叫んでしまった。
「お母さん!!お姉ちゃんがオオカミになった~!」
♦
あとがき
今回は書くまで決めていたネタを没にしたためネタが無しですw
(没にした理由、考えている時はまあまあでしたがPCの画面を見たら違う文章を打ち出したので没にしました(*ノωノ))
次話はネタを入れます!多分w
期待しないでね~ww
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