-45- 「虹の羽根」

 時々空から降って来る、僕にしか見えない虹色の羽根。


 触ってみると、ほんのり温い。


 空を見上げても鳥の姿が見えないけど、もっと遥か上空で、何かが飛び回っている様な気がする。


 僕はいつも一番新しい羽根を、御守りがわりに部屋に飾っている。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る