第6話 あの忌々しい母校へと
残暑も厳しい時期が終わって、制服も冬服に変わったこんな日。
休日だったので家でゆっくりしていると、電話がかかってくる。
電話の主は桜台中学校だ。
電話の内容は、「受け取ってない物があるから、受け取りに来い」だそうだ。
本当になんだ。
仕方が無いので制服を着て、学校に向かう。
正直言って、めんどくさい。
取りに行く位なら、郵送にしてくれ。
もう関係がないじゃないか。
そして取りに行った物は剣道初段審査の合格証だ。
別に取りに行くのは良かったが、早く欲しい。
取りに行った帰りに俺はコンビニで昼食を買った。
親が仕事だが、今日は親が寝坊して作り置きのご飯は作れなかったようだから
俺は買う事にした。
俺の食べたいものを買って、家に帰った。
食べていると、モヤモヤした気分も晴れて行った。
もう剣道はしない事にしたので、それはそれでよかった。
賞状を少し見たあとにそれを机の上に置いた。
食べ終わったものを片した俺は、またスマホを弄っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます