ケモナーのとある日常!
「
朝、
「いい? 私が何かするって言ったらそれは絶対なのよ。私が寝るって言ったら私は寝るの。つまり質問の答えはYESよ」
「何言ってんの? キャラ変した?」
「いやー、実は昨日落ちた後に見たアニメにあったセリフなんだよね! 気に入っちゃった!」
真剣な顔から一転、
「聞いたことあると思ったらそういうことね、思い出した! 確か……あれ、何だっけ」
「名前は忘れちゃった、シベリアプライムの履歴に残ってるはずだから帰ったら確認してみるよ。……あ、運動着忘れちゃった……貸して?」
「またなの!? ほんとに何回目よ……」
「お願い……! ジュース奢るから!」
呆れている
「もう……最後だからね?」
「ありがとう! 大好き!!」
「ちょっ! 暑苦しいから離れて!」
「ごめんごめん、ジュース何がいい?」
抱きつき攻撃をやめてそのまま次の話題へ移る。
「え? いやいや、ジュースなんていいよ! 運動着貸しただけでそんなの貰えないって!」
「そう言ってくれるのはありがたいけど……さっきも言ったよね? いい? 私が何かするって言ったらそれは絶対だって。つまり私が奢るって言ったらそれは絶対なの。という訳で早くジュース選んで?」
「ええ……それじゃあカルペスでいいや」
「毎度あり!」
「うん、それって私のセリフじゃないかな?」
明らかに
「細かいことは気にしないの! それじゃ授業行こうよ」
今日も今日とて1限の体育の授業へと二人で向かっていった。
◆
「ちょっと、どうしよう……今日の体育佐藤先生じゃなくて佐々木先生じゃん……あの人厳しいからもしかしたら怒られるかな?」
「あの人厳しいって聞くよねー、怒られそうな気がするけど……頑張れ!」
いつも通り体育の授業に行くと、今日は本来
「それでは授業を始める……が、その前に一つだけ、清水! 何故ジャージの名前が春野になっている?」
「はっ! ジャージを忘れたため春野女史の体操着をお借りしました! というか先生、人のジャージを借りる理由がそれ以外にありますでしょうか?」
「ちょっと! 余計なこと言わない方がいいよ!」
一言余計に、煽るようなことをを言った
「先生を舐めているのか……? ……本来なら退室してもらうところだが……まあいい、以後気をつけるように」
「はい、すみませんでした」
「しっかりと謝れるのはいいことだ。それでは授業を始める! 今日は柔道だ! 二人一組になるように。ああ、そうそう。清水は罰として見本の相手になってもらうぞ」
安心していると先生からとんでもない爆弾が投げられた。
「え……? 先生……そんなに私の体触りたいんですか?」
「な……っ! そんな邪な意図はないぞ!? そんな意図ばないが……やっぱり見本は森下にやってもらうとしよう、森下、頼むぞ!」
その様子を見て
(ちょっと泣けばこれなんだから……チョロいね)
「
「ああ、気にしないで。それじゃ
この後めちゃめちゃ投げられた。
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