第4話 影がある
文字に陰がある感覚を持たされる、ひょうげんしゃは惹かれる
どんな人生を送って、そうなるのか
文字が体になる
これが、ひょうげんしゃ
人生前向きに、と陽気に、こどもがはしゃぐように、なることも要る
でも、振り返れば前向きばかりだったか?
辛酸舐めているはず。
ヒトの肚にずしんとくる、ひょうげんしゃになりたい
同じ経験をしているわけではないのに
なぜか、文字を理解したときに
からからの体に、水が入る感覚のように。
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