第3話 書き手の思いなんて、いらない
賞と言うニンジンに騙されるな
ニンジンを取ってからゴールまでが肝腎だ
われは、書き手の師を探しているが
本来の緩さと頑固さ、適当さが上手く混ざって
探そうという気を無くしている
だから、言いたいことだけ伝えており
これは詩なのか、疑われてもおかしくない
これだけ伝えても、思いなんて、いらない
文字から来るイメージを読み手は膨らませる
ひょうげんしゃは、そこに苦心して文字を選ぶ
だが、俺はそうしない
真価の過程だ
無二のひょうげんしゃを探していくために。
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