第14話 突然聞こえた声
学院に入って半年くらい過ぎたとき、寝てたら、突然、頭のなかに声が届いた。
「カイト、よかった。ようやく見つけた。生きてるのは、わかっていたけど、どこにいるのか、わからなくて、探知魔法で、国内、国外とずっと探してた。」
えっ、誰だ。女のひとの声だ。とても、とても懐かしい声だ。自然と涙がこぼれ、頬をつたった。
「えっ、ひょっとして、お母様ですか?」
声の主に思い当たるひとをきいてみた。
やはり、母だった。今すぐにでも、会いたかったけど、まだ会えないといわれた。ただ、帝国式のマナーと、ダンスを覚えること、王国の学院を卒業したら、すぐに帝国の帝都にくるようにいわれた。
ただ、王国から帝国へは、休戦状態とはいえ、いまも友好関係になく、国交がないので、簡単にはいけない。
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