第10話 召喚されたモノ
師匠の召喚獣が、カッコよくて、自分も召喚魔法を師匠にナイショで、使ってみた。いきなりでも、意外と、できるもんなんだね。
竜種のなかでも、最強の黒龍、ブラックドラゴンが、目の前にいきなり出現した。
えっ、こんな強いの呼んでないよ、やばい、殺されるかも。
「我を呼んだのは、貴様か。何を望み、何を対価に差し出すのだ。」
うーん、なんて答えよう、、
「あなたとの契約を望む。対価に差し出すものは、何が相応しいのか、わからない。あなたが決めても構わない。ただし、身体や寿命はいやだ。」
「契約の対価として、貴様の魔力の一部を貰うぞ。
とりあえず10万ポイントだ。足りない分は分割で毎日貰っていくぞ。それでよいか?」
10万ポイントって、自分の魔力量100しかないのに、単純に1000日も完済にかかるってことか。
でも、この黒龍、ブラックドラゴンが自分の召喚獣になるなら、問題ないのかもしれない。なんて言ったって、ドラゴンっていったら、いつの時代も最強なんだし。しかも、カッコいい。そんな召喚獣を従える自分も、カッコいいはず。ちょっと自分に酔ってる。これじゃ、自意識過剰の自惚れくんだ。
って、ともかく返事しなきゃ。
「わかった、その契約条件で構わない。よろしく頼む。」
すぐ契約をした。よかったのかな。誰かに相談したらよかったかも。
黒龍、ブラックドラゴンだと、ちょっと長いから、黒龍の呼び名で、これから統一しちゃう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます