第7話 運命の出会い これ一目惚れってやつか

 不幸なことが続いてたけど、孤児院で、めっちゃ可愛い女の子と出会えた。金髪碧眼、まだ幼いけど、大人になったら、すごい美人になるのは確実だろうな。


 どうやったら、仲良くなれるんだろ。

前世の記憶で、女性からモテたことないし、付き合ったこともない。


勇気を振り絞って、声をかけてみる。

「おはよう、アリス」


「おはよう、カイト」


あ、カイトって言うのは、自分の名前ね。

ようやく、主人公の名前でた。


 前世の名前が、海斗だったのも、影響したのか、偶然か、必然だろうけど、まぁどうでもいい。


 挨拶を返してもらえただけで、とても幸せな気持ちになる。2歳下の6歳の女の子を、本気で好きになるって、やばいんかな。これは、初恋で、一目惚れってことか。


 前世の記憶を通算して、38歳で、ようやく初恋って、考えると、ヤベェ奴だ。でも、いまは8歳児だ。なにも問題ない。うん、何も問題ないよ。




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