第2話

『うぉーーーめちゃくちゃ可愛いー!』


クラス中の人の声が殺到した。


「まだ転校したばかりわからないことも多いいですがみなさんよろしくお願いします」


「それじゃあ席は窓側の2列目の列の1番うしろの空いている席だ」


先生が言った言葉に僕は驚いた。なぜなら先生が言った席は僕の隣の席だったのだ。


ホームルームのチャイムがなったときに、来ていなかったのでてっきり休みの人かと思っていたのだ。


彼女が先生に言われたとおり僕の隣の席にすわった。


「私は柳木渚凪よろしくね」


彼女が挨拶してきただが僕は聞こえてないふりをした。


そうすると彼女は怒ったようでほっぺを膨らましていた。


それからホームルームが終わると、彼女の席のまわりにたくさんの人が集まった。


それもそうだろう。こんな美少女が転校してきたんだらからみんな気になるだろ。


クラスの人達がいろいろな質問を彼女にしていた。『好きな食べ物は、好きな俳優は』とかまぁいろいろ聞かれていた。


そしてクラスの1人がこんな質問をしていた


『どうしてこの学校に転校してきたの?』


一瞬彼女の顔が暗くなったように見えたが、それは気のせいか?


「親の仕事の関係でこっちに来たの」


彼女は笑顔でそう答えていた。


そして予鈴のチャイムがなるとみんな廊下に並んだ。1時間目は始業式だったからだ。


始業式が終わると教室にもどり僕は2時間目の準備をしていた。


今日は午前中授業なのであと3時間ある。そして2時間目が始まると隣の彼女に声をかけられた。


「ねぇ君名前は?」


笑顔でそう聞いてきた。名前ぐらいは言うことにした。


「神咲翔月」


「神咲くんねよろしく!」


彼女がそう言ってきたので僕はうなずいた。


「ねぇ神咲くんさっきは何で私のこと無視したの?」


彼女がほっぺを少し膨らませ聞いてきた。


「別に」


そう言うと納得したのか、彼女は何も言ってこなかった。


そして授業の終わりのチャイムがなると彼女のところに数人の女子がきた。


そして彼女に『あんまり神咲と関わらないほうがいいよ』と1人のの女子がいった。


彼女は「なんで?」と聞いたら


女子たちは、『あいついっつも1人だし勉強か読書しかしてないから誰も話しかけないのよ。どうせ話しかけても無視されるだけだし』とクラスの女子が言っていた。


そして彼女は「ふーんそうなんだ」と言ってい

た。そして一瞬チラッと見てきたような気がした。


そして授業のチャイムが鳴ったのだった。


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君は桜のようにキレイでした こたろう @marimo0214

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