第1話

「ピピピピピピ」


「カチッ」


僕は起きるといつもどうりまず顔を洗いに洗いに行った。顔を洗うと僕は食卓に行き朝ご飯を食べていた。


すると母さんに声をかけられた


「翔月今日から2年生でしょ!勉強するのも大事だけど友達を作るのも大事よ!!」


「はいはいわかってるよ」


僕の名前は神咲翔月今日から高校2年生だ。


「母さんは翔月に友達ができるかどうか不安でしょーがないのよ」


「大丈夫だよ」


なぜ母さんがこんなに心配しているかと言うと

僕は、1年生の時は休み時間ずっと読書か勉強

をしていたのでクラスの誰も話しかけてこなかったのだ。


だから僕には友達がいない。


母さんには申し訳ないけど僕は今までもこれからも友達を作る気はない。


僕は朝ご飯を食べ終わると制服に着替え家を出た。歩いて駅まで行き電車に乗り目的の駅に着くと電車からおり学校に行った。


学校に着くとまず自分のクラスを探した。


僕の名前はあった2年A組か。クラスもわかったことなので教室に行くことにした。


教室に着くとまず自分の席をさがし見つけたので席に座った。僕の席は窓側の1番うしろだった。


それから僕はホームルームが始まるまでずっと読書をしていた。ホームルームのチャイムがなると先生が入ってきた。


「今日から2年A組の担任を務める望月だよろしく」


担任は望月先生だった。


噂ではかなりの熱血教師らしいので僕はちょと苦手なタイプだ。


そして望月先生が言った次の言葉にクラス中がざわめいた。


「みんなに今日は嬉しい報告がある。今日からこの2年A組に新しい仲間が加わることになった。」


『それって転校生ってことですか?』


クラスの男子が望月先生に質問した。


「そのとうりだ」

先生が答えるとクラス中で『どんな子だろう』とみんなが言っていた。


「みんなも気になっているようだしそろそろ入ってきたもらおうか。入ってくれ」


先生が言うと教室のドアがあき入ってきた。

入ってくると、さっきまでざわついていたクラス中が静まりかえった。


クラスの人達が静まりかえるのも仕方がないと僕は思った。


なぜなら入ってきたのが美少女だったのだか

ら。


「それでは自己紹介をしてもらおうか」


「初めまして柳木渚凪です。みなさん今日からよろしくお願いします」


これが僕と彼女の出会いだった。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る