第4話 19歳の僕、24歳の僕
前回スロットに触れたが
スロットで没落したと言えば24歳の頃の僕であろう
知ってる人は知ってるであろうが僕が19歳の頃からの日本スロット市場は空前のスロットブームで所謂スロット生活者が大量に生まれた世代でありアホの極みである僕ですらそれなりに勝ててしまった時期なので割愛しようと思う。
本題は24歳の僕である。
2007年、ギャンブルなんてやらない人から言えば単なる時の流れだろうがスロットをプレイする人間にとっては印象的な年だと思う、
4号機と言うギャンブル性のムーブメントを起こしたスロット規格が規制によりこの世から姿を消した年。
大学を卒業し親の涙も気にせずプラプラとフリーターしながらスロットしていた僕に国の規制と言う名の審判が下された年だ
今まで普通にあった物がいきなり無くなる、事前情報ではわかっていたが何か悲しく寂しい物だったと記憶している
いつものように並んでいたパチンコ屋の常連連中ですら暗く見えた
でも僕はまだ若く、反省の色すら見せずとりあえず就職すればいいんだろといった横柄な態度でいた、毎朝パチンコ屋に並んで好きにスロット打っていただけの人生にとりあえず就職と言う現実が4月に迫っていた。
いつもプラプラしてる息子の就職を喜ぶ親
(この時点で僕は実家暮らしです)
久しぶりに我が事に喜んでいる両親を見ると何となく誇らしげだった、就職して何をするかもよくわからず、人より100倍は適当に生き、その時も相変わらず凄く適当に生きていた、今だからこそ言えるけれど働いて人に貢献し貴重なお金を頂く、そんな事もちゃんと理解出来ていない若造だった。
誰が読む訳でも無いかもしれないけれど、19歳、大阪ミナミ繁華街スロットで生き抜く編書こうと思います。
では、次回仕事とスロット、ご期待下さい。
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