第113話 遥とのデート 裏側

『遊園地に着きました!』


私、白雪美央が1人で家でテレビを見ている時、最近知り合った夏希さんから1つのメールが届きました。

それは、みやび君と遥さんが遊園地にデートに行く日に夏希さんも同じ遊園地に行ったという内容です。

なぜこんなことになったかと言うと、時は少し戻り、今日の朝、私は夏希さんに1つの電話をかけました。


「今日はみやび君がはるかさんと遊園地に行ってしまったんですよ、私、はるかさんにみやび君が変なことされないか心配で心配で...でも私...今日は少し風邪気味ですので代わりに少し見てきてくれませんかね?」


『いいですよ!みお先輩の頼みなら!』


夏希さんはひとつ返事でOKしてくれました。

流石に私はみやび君と遥さんがデートに行く理由は知っているので、邪魔をしに行くのはおかしいですが、彼女はそれを知らないので、そこでたまたま会ったというなら、みやび君はきっと一緒に回ることを了承してくれるはずです。


あとはうまく行ってくれればいいのですが...

こればかりはどうしようもないので、後は神頼みといった感じです。

まあ私はみやび君と遥さんが普通にデートしているなんて許せません!だって私がか、彼女ですから!





「ただいま」


俺は家に帰って、美央を探す。


「おかえりなさい!みやび君!」


美央はソファーに座っていたが、俺を見ると嬉しそうに立ち上がって、俺の方に来てくれる。


「ご飯は済ませてきましたか?」


「いや、まだだよ」


「では一緒に食べましょう!すぐ準備しますね?」


「ああ、ありがとう」


そうして、俺たちは食事をとった。



俺はご飯や風呂を済ませ、布団に入った。


「みやび君、今日のデートはどうでした?」


「え、えっと...」


「ふふ、別に気にしなくていいですよ?仕方ないです」


美央は俺の胸に顔を埋めて抱きついてくる。

すると、美央の大きな胸が俺の腰あたりに当たる。


「み、みお...」


「ふふ、みやび君...私のこと好きですか?」


美央は俺を上目遣いで見つめてくる。

こんなの反側だろ...


「好きだ...」


「ではみやび君からキスしてください」


「わかった...」


俺は美央の唇に自分の唇を近づける。

美央は目を瞑り、完全に無防備な姿で俺を待っている。

そんな姿もまた可愛い。


「んっ...はぁ、みやび君...」


俺はそんな美央の唇を堪能した後


「みお...いい?」


「ふふ、みやび君も積極的になってきましたね」


「しょーがないだろ...」


「ふふ、嬉しいです、もっと私を求めてください」


「ああ、そうするよ」


そのまま、俺たちは時間を忘れてお互いを求め合ったのであった。

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