第14.5話 それぞれの思惑
〜白雪美央〜
遂に待ちに待った林間学校が始まりました。
私こと、白雪美央は林間学校が始まる前からずっと計画を練っていました。
私は前から少しずつ考えています。どうすれば雅くんに振り向いてもらえるかということを...おそらく今の私では遥さんに勝つことは出来ません、ならどうすればいいか、それを少しずつ考えて考えぬきました。
私はこの林間学校の間、本気で雅くんにアプローチを仕掛けます...
〜氷室遥〜
遂に待ちに待った林間学校が始まった。
私こと、氷室遥は林間学校と聞いてからお姉ちゃんに意見を聞きながら計画していたことがある。
今の雅は間違いなく、私に好意を寄せてくれていると思う。
でも、美央はかなりの美少女その上あの胸...あんなに脂肪つけて..羨ましくはないけど.....悔しい..
女としての魅力が劣っている。お姉ちゃんはあんなに大きいのに..
まぁそんな事は置いといて、この林間学校で雅をもっと私に夢中にさせて他の女のことを考えさせない様にする...
ー神楽雅ー
窓から、外の景色を見る。
どこを見ても木が生い茂っている。
遂に林間学校が始まった。
俺こと、神楽雅は今、新幹線の中だ。
この林間学校は4泊5日となっていて、県内の一番偏差値の低い学校との合同の様だ。
噂によると、その学校はかなりのヤンキー学校らしい。
俺としては、何事もなくこの林間学校を終えたいのだが、なんだろう...何か胸騒ぎがする...
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