一葉知秋(金木犀、彼岸花、紅葉)
秋彼岸には川の土手沿いに咲いていた彼岸花もすっかり枯れ、十月になっても夏日が続くある日。ふと気づけば庭の金木犀がほのかに香っていました。庭の花水木も紅く色付いた葉を落とし始め、暖秋といえども秋の深まりを感じるようになった今日この頃です。土手沿い近くにある公園のコスモス畑も満開になり、これから少しずつ彼方此方で紅葉が楽しめる時節となりましたが、寒暖差激しく、雪の便りも舞い込み始め、療養生活を送っている母の心臓の状態があまり思わしくなくないことも気になっていて、実家と家を往復する日々が続いています。冬支度にも取り掛かりつつ、気分転換に秋の思い出の光景として短歌を三首、詠んでみました。
橙の金木犀が香る庭懐かしき日へ思い出魔法
土手沿いに咲く彼岸花群生し優雅に泳ぐ白鳥一羽
沿道の紅葉の色変化して染まる街並道走らせる
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