第2話
第2話 お姫様はただ者ではない
学園祭の演目は眠れる森の美少女
今日は学園祭だ。
ウチのクラスは「眠れる森の美少女」をする。一致団結したんだから大丈夫の筈。
でも嫌な予感がするんだ。
「眠れる美少女」の王子様役が多すぎて、なかなか決まらなくって、くじ引きで決めたら「クラス1地味な男子」に決まったから、内心納得できてない男子も多そう。無事に終わると良いんだけども、こういう時の勘はあたることが多い。
今は演劇中。
王子様がへっぴり腰で剣を振りかざすも、悪い魔女が変化したドラゴンは一向にダメージを受けない。ヤキモチ男子ら目(怒)時間が押してる中、更に王子様は(お弁当に盛られたのか?)腹痛を訴えだした。
もう劇はめちゃくちゃ(>_<)
そんな中、立ち上がる美少女がいた。オーロラ姫役の美少女だ。王子様が落とした剣を振りかざして「私が相手だ」と交戦模様。ただ、ドラゴン役の男子達は彼女のリアル下部なので「快刀乱麻を断つが如く」華麗な剣さばきで、勝負はあっさり決まった。そうして(トイレに一目散に消えた王子様を無視して)学園祭の劇は終わった。(哀れ王子様)
後日、お姫様がリアル下部達を叱ったのは言うまでもない。
了
あとがき
19.10.02.開始完了日です。
短い話を書くぞーと狙っていたので無事に完結してホッとしてます!☆/
それにしても、このイラスト可愛いいよな♡
19.10.02.家鴨乃尾羽
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