1.私の嫌いな 夜がまた来る

  目を閉じてしまえば 済むことなのに

  やがてあなたは 私の心に訪れる

  ときに優しく ときに冷たく

  どうして朝は 遠いのかしら



2.私が淋しい 夜がまた来る

  語り合えれば 楽しいのに

  いつしか気が付くと 一人になってる

  ときに切なく ときに悲しく

  どうして夢ははかないのかしら



3.心を沈ませる 夜がまた来る

  考えなければ 通り過ぎるのに

  打ちひしがれた涙が 込み上げて来る

  ときに冷静に ときに残酷に

  どうしていつも寒いのかしら



4.夢をむしばむ 夜がまた来る

  気持ちを殺して はしゃいでいるのに

  あざ笑うかのように 光を閉ざす

  ときにわびしく ときにむなしく

  どうして朝まで震えるのかしら

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る