涙橋

1. 風が冷たいね うんでも平気

  何か音聞こえるよ それはきっと冬の風の話声

  去年の話覚えてる 今の私は独り言さえ言えないのかな

  あなたの腕の温もりを 感じながら

  真冬に靴音響かせて

  二人で渡った涙橋

  あなたと確か出会ったのも

  こんな寒い日だったね



2. 俺のこと好きかい うんでも半分

  誰が付けたのかな それは別れのきっかけ話

  本当は全部と言いたかったけど 何話そうかと

  きっと悟った 私の気休め

  一人で渡るこの橋は

  愛も凍るね涙橋

  あなたと確かさよならしたのも

  こんな遅い夜だった


  この橋が良く似合うね

  いつだったか あなたに言われたことあるけど

  自分自身語りかける 何もない一人ぼっちの今



3. 二人で渡れるかな うんでもわからない

  向こうはあなたで こちらは私

  いつの日かこの橋は 二人の心を結ぶと

  思い募らせ毎日来たのに

  うつむき歩くこの橋は

  夢も消え行く涙橋

  きっとうまくいけたこの橋が

  違う名前だったなら

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