1. あなたの癖 いつの間にか私の癖

  もう忘れたんだわと 言い聞かせてみたところで

  知らず知らず 癖と一緒に思い出してしまう

  おかしいわね あれほどいつも

  直しなさいって言ってたのに

  さよならしたとたん 自分の癖になるなんて



2. 私の癖 いつも言ってくれたっけ

  その癖が好きだよって 誰ももう言ってくれない

  知らず知らず 直すことをやめたの

  おかしいかな 今の姿を見られたら

  きっとあなた笑うかもね

  鏡に映る私 笑顔を忘れてしまっている



3. 気付いたのは 一体いつだったかしら

  あなたが友達から 恋人に変わった時かな

  あなたの癖を 私が感じたのは

  おかしいわね すべてが白紙になったとき

  もっと長くいたかったのに

  癖は私に 独り言を呼び起こさせる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る