第11話冒険者として
「このパーティーは、一応Àランク指定のモンスターを倒したんですよ?なのに,
今までで回してくれた仕事は、薬草とり、害虫駆除、ペット探しですからね????」
これは愚痴をこぼしているレイ。
「まあまあ、俺たちはマーカス以外ほぼ活躍してないんだし。」
「そうですよね、、マーカスさんに頼りっきりで。」
「というわけで!!!!!レオさんと僕で経験値を積むために、パーティーで討伐作戦に参加しませんか?????」
あ、今までのはこれの振りだったのね。
「なになに、、、、、S級モンスター討伐依頼レッドドラゴン討伐依頼、、俺たちには早すぎるんじゃないか?レオもそう思うだろ。」
「ああ。というか、肉体戦しかない俺たちがどうやって攻撃当てるんだ?空飛んでるドラゴンに。」
他の人もどうやってるんだ。
「それはもちろん、飛んでいくんですよ。ジャンプで。」
地面をけって、飛んでいくマーカスを想像してみる。確かに、できなくはなさそうだな。俺とレイは無理だろうが。
「もちろん、俺とレオさんはできないですから。飛び道具を使って、応戦することとなります。」
飛び道具、、弓とかそういうものか。そんなので、ダメージを与えられるとは思えないけど。
「いや、意外と重要ですよ。レオさんみたいに毒を塗る人もいます。眼とかだったら、矢も刺さりますし。近いからやりましょうよ!!!!!」
うーん。悪くない。悪くはないが、、危ないだろう。
「他の強い人もいるから大丈夫ですよ。」
その勢いに引きずられるように、参加をすることとなってしまった。
というわけでやってきました、都心部ローマン。この国の中心都市である。それだけに、白、黒、黄。様々な色の人種が行きかっている。黒人や、黄色人種はいままで大体が奴隷だったのだが、、別にそうでもない人はいるか。
「ちょっと二人とも、あんまりきょろきょろみると田舎者臭いですよ?」
「レオもみてるじゃないか。」
「マーカスさん、ご飯しか見てないですけど、勝手にいかないでくださいでね。マーカスさん、聞いてますか?????マーカス!!!!!追いますよ!!!」
「ちょっとまて、レイ。お前方向音痴だぞ、こっちに帰ってこれないだろ!!!!レイ”!!!!!レイ!!!!!」
二人とはぐれてしまった。レイは、、、あれはあれはでたくましいし大丈夫だろう。。しかし、、、マーカスは、、、あれは餓えないよな?
まあ、いいや。どうせ合流は無理だし。ドラゴン討伐の時に合流できるだろう。その間、ここを一人で満喫しておこう。
物が何でもそろう町。それがローマンのコンセプトというかうたい文句であった。確かに、市場の広さは前のところと段違いである。探している物は特にないので、ぶらぶらと歩いているだけだが、、、目移りするものばかりだ。そうだ、ドラゴン討伐に使う道具を買わないと。
「弓矢ー。弓矢ですよ~。丈夫だよ~。」
弓矢、正直好きじゃないんだよな。使い勝手が悪いというか。わざわざ、一つ一つ構えるのは使い勝手が良くない。
「鉄砲!!鉄砲だよ!!!メッカ王国の最新技術だよ!!!」
隣では、ガラガラの店が一生懸命に品物を売っていた。隣の弓矢の店は、大盛況なのにすごい違いだ。い、一応入ってみるか。
「お客さんいらっしゃい!!!!」
店員は本当にうれしそうな顔をしている。別に買うわけじゃないからな。店の目玉商品であろう鉄砲は不思議な形態をしていた。鉄を材料として、筒のような状態から、鉛の球を発射するらしい。
「ここで、発射できたりしますか?」
「はい、できます。」
説明してもらったとおりに構える。引き金を引いた。
「パーン!!!!!!」
この世のものとは思えないほどの音が響く。それと同時に、銃が爆発した。
「え、、、、、」
思い切り手は火傷している。服も破れているし。
「これって、もしかして使うたび毎回こうなるんですか?」
「そうですね。お買い上げなさいますか???」
「するわけねえだろ!!!」
凄い店だったな。さすがに売れない理由が分かった。
「ちょっと待ってくださいお客様。他の商品も、、、」
肩に追いすがってくる。
「買わねえよ!!!どうせ不良品だろうが!!!」
「このお店を救うと思って、、どうか、どうかああああああ。」
「離せー!!!!」
この店員、、、、、、厚かまし、、、
「あれ?コナー?????????」
「お客さ、、、なぜ私の本名を知っておられるのですか?言ってないですよね?
?」
「レオだよ、レオ!!!俺はレオ。コロシアム一緒に脱出しただろ???」
「レオ、、、レオか!!!!!なんか顔が全然違ってたからわからなかったよ。」
「俺もだよ!!!コナー。」
脱出した時よりも、体は大きくなってきている。
「正直、また会えるとは思わなかったよ。」
「俺もだよ、レオ。今までどこで何してたんだ?」
そして、今までの近況報告。
「ふむふむ。いろいろあって、奴隷制度がないに脱出をしてその国の品物を売りに来た、と。わざわざ、売りに来る必要あった?あっちの国で暮らしてればよかったんじゃないか?」
「あっちの国は、、頭が良くないと就職できないんだよ。良くも悪くも実力主義ってやつだ。だから、商人をしてみようと思ってな。商人はいいぞ。自由だし。」
流石、さっきまで客の肩に縋りついやつは言うことが違えな。
「ところで、ちょっと相談したいことがあるんだが、、、、
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変なところで終わらせましたが、ここでこの場面は終わりです。この作品が一ナノメートルでもいいと思ったらいいねとブクマ、、どうか、どうか、お願い致します。
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