第2話ユウコ②
寂れた駅から徒歩十分圏内にある潰れた居酒屋の駐車場が指定された場所だった。
約束の時間から数分遅れる事、簡単なメッセージのやり取りした相手、ユウコがやって来た。
ナビシートから跨ぐ格好でユウコが、司の股ぐらの間で顔を上下にシェイクしている。
司は大きく開いたシャツの胸元に手をさしいれ弾力のある胸を揉みしだいている。
ユウコは大学生らしい。肌もハリがあり、まあ嘘ではないだろうと司は思った。
「可愛いね、良かったら付き合わない? 」
黙殺。
予想通りの反応に司は落胆も悲観もしなかった。代わりにシートに預けていた身体を横にずらし、スリットの入ったスカートの奥に潜む黒い布に手を伸ばした。あと数センチのところでユウコが司の手を掴み睨みつけた。
「嫌なんだよね。分ってもらえないと思うんだけど、私の中では一線を引いてるんだよ」
司はユウコのシャツを胸元まで捲くり上げ、黒レースのブラジャーをずらした。
最初のやり取り通り、これは問題ないらしくユウコからは不平の声は上がらない。
たっぷりと生の感触を味わいつつ、反応を見ながら時折刺激を与えた。
そうこうしてる内に司は溜まった欲望をユウコの口内に吐き出した。
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