翌日
一日寝てなかった俺の頭は回らなかった。
寝不足の頭は、昨日のことが夢だったのでわと思ってしまう。
思考が曇っている感じがする。 部屋のカーテンを開け太陽の日差しが入ってきた。
「ご飯よ!!」
お店のに元気な声で母親が朝ごはんの準備は完了したと伝えてきた。
その言葉を聞いて俺は洗面所にいて顔を洗い歯を磨いで朝ごはんを食べる準備をした。
普段なら朝ご飯食べる時、味がするのにきょうは食べ物の味がしなかった。
なんか具合が悪いから学校を休もうとまで思った。
けど昨日のことが夢でないかと確認したかったら俺は学校へ向かうことにした。
いつものルーティンで制服を着る。そしてカバンを取り外へ出る。
「行ってきます。」
鞄から鍵を取ってドアを閉める。
学校へ登校する道で歩いていると幼なじみの誠にあった。
「おはよう。」
夜寝ていなかったので声が少し低い。
「おはよう…。」
元気のない俺の声よりも、もっと低く声で返事をした。
誠も昨日は寝れなかったとしたした。
こんな元気がない誠を見るのは久しぶりである。
挨拶で昨日のことが現実であるという確証が少し出てきた。
夢であってほしいという俺の心の中の気持ちがまだ夢であると認識したいと考えてる。
西条があの少女幽霊に切り刻まれるシーンは今でも頭の中にはっきり残っていた。
俺はホラー映画だと18禁レベルである。
まだ俺たちには早かった。
普段なら会話をしながら学校へ向かうが今日は挨拶の時だけ会話をした。
黙々と歩き学校の正門を通過してねタバコをで靴を脱ぎ教室へ入った。
教室に入ると遥の姿がいた。
「おはよう!!」
遥は元気そうであった
こんな大きな声で「おはよう」と言ってきてるけど、その返事に小さく低いで喋ることしかできなかった。
元気がない俺を見た遥かは、昨日のことについて話出した。
西条の死んだことであの病院にいた幽霊は本当に要るのだと書く試飲している。
三人の昨日の記憶は、一致をしている。なので、俺はそれが夢だと考えるのをやめた。
あの廃病院にはもう近づかないほうが良いと決めた。
そして、廃病院探検隊は解散をした。もうあの事件のことは考えるのをやめ、かかわらないようにしよう。
それからは、日々の授業を淡々に過ごした。けど、頭は徹夜をした関係で回らないので、目を開いてボート黒板に書いてある文字をノートに書き記すだけ。
もちろん授業の内容は頭の中に入った来るわけがなかった。
そんな状況を過ごしていたらいつの間にか昼休みになっていた。
昼ご飯を食べるために俺は、鞄からお弁当を取り出した。
そこに誠も公売で買ったパンを咥えながら机の前に座った。
一緒に食べるのは毎日のことである。
「昨日のことなんだけど。」
誠は、昨日をことについて語りだした。
「あの幽霊の顔、昔のお前の妹に似ている気がするんだよなぁ~。」
誠はそう感じていた。
妹は幼稚園の時に病気で亡くなった。その時の顔は覚えている。
あの時幽霊にあった違和感はそれだったのだろう。
まさかそんなことがあるわけないと思って考えてなかったが、誠もそう思うのであればその確率もあるかもしれない。
「昨日、廃病院について調べたんだ。」
誠は昨日の夜丸ごとあの病院について調べていたらしい。なので、元気がなかった。
昔から、自分が知りたいことには常に一般人以上の集中力を発揮する。
「調べたんだけど、謎がいっぱいあるんだ。」
誠のリサーチ力はすごい、そんな誠でも調べることができないとなると何かの闇があるのかもしれない。
俺も家に帰ったら妹について調べることにした。
たしかに、妹の死にはいろいろと知らないことがたくさんあった。
死んだ病名とかわからない。自分がその時小学区制だったということもあるが、それでも親は何も情報を教えてくれなかった。
家の地下倉庫にはいろんな資料があるはず。そこに、誠を連れて行けばなんにかがわかるだろう。
「うちに来てくれ。」
今日の放課後誠を家に連れていくことを決めた。
解散した探検隊はまた復活することになった。
なぜ、病院は廃病院となったか?
なぜ、妹が死んだのか?
なぜ、少女の幽霊は妹に似ているのか?
これらの謎を調べる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます