第五話:勇者と皇女

前回のあらすじ!


勇者アルバート、堂々凱旋! 山賊100人を……

……村、移住者募集


――『ランカスター瓦版』 帝国歴98年ごろ? 木製版画の原板より抜粋。ところどころ割れている。



山賊は18いた。怖かった。みんなのために殺さなきゃいけなかった。全員殺した。アンナは優しかった。


――アルバートと思われる日記 帝国歴98年ごろ。字が震えている。



――帝国暦98年4月中旬、アレクシア邸



「なんですのこれ、アルバート? どっかで聞いたことありますが……それにしてもバケモノですわね……」


 早朝、商人からの報告書を読んでいたアレクシアは愕然としていた。アルバートというランカスターの軍人が十八人の山賊を討伐し拐われた子どもたちを救出、さらに首領を捕らえてエリザベスに突き出したと書いてあった。


「とりあえず殺された商人には補償を出して……あちらにもお礼を送らせましょうか。しかしアルバートなんて名前どこで聞いたんでしょう?」


 顎に手を当てて考え込み、思い出そうとしたが、今日に迫った婚約式に意識を向けなければならない。そして何より目下の問題がある。


「コルセットが……前より……キツい……ですわ」


 二ヶ月に渡る自堕落な引きこもり生活でアレクシアのか細かった身体は若干丸みを帯びてしまっていた。

 以前採寸したドレスになんとか詰め込むために侍女に命じて全力でコルセットを締めさせたが、これでは今日一日を乗り切るので精一杯だろう。

 辛うじて立っていることはできるが座ったら確実に爆発する……それだけはなんとしても避けなくてはならない……


「とりあえず少し緩めて……婚約式中だけはなんとか……」


 切実な思い。今日は昼から婚約式の余興であるラングビのシーズン開幕戦を観戦し、その直後に婚約式を行う。

 帝国では嫁いだり婿入する皇族だけが行う婚約式は、貴族だけでなく帝国首都の庶民も招いて行われる皇族を離れるための儀式だ。そして一年後の結婚式は嫁ぎ先のペルサキスで行われる。

 つまり皇女として絶対に負けられない戦いが今日そこにある。締め付けすぎて少し赤くなった顔でアレクシアは固く決心しコルセットをギリギリまで緩めさせた。



――帝国立競技場


 

 ウラニオ・トクソティスとトゥリア・レオタリア。現在帝国二強とされる両者が本日行われる開幕戦を戦う。

 競技場の中、ウラニオ・トクソティスの控室では2月に行われた昨シーズン最終戦で優勝を逃した選手たちを前にソロンが顔を真赤にして檄を飛ばす。

 あまりの剣幕に監督は若干呆れていたが、流石に経営者であるソロンには口を出せず直立不動で聞いていた。


「……ともかく!! いいか貴様ら! 帝国の威信にかけて前のような負けは許さんぞ! アレクシア様の婚約式があることを忘れるな!」


 数分間長々と唾を飛ばした後、続けて怒鳴ろうとしていたソロンを後ろから現れたベネディクトが制し、選手たちに優しく声を掛ける。


「いやー、諸君、ソロン殿が言ったように今日は我が妹の婚約式なんだ。勝利給はいつもの倍出そう。頑張ってくれ」


 勝利給の増額に沸き立つ選手たちに満足そうな表情を見せるベネディクトはソロンの肩を叩き退出を促す。

 二人は揃って通路を歩きながら話を続けていた。


「殿下! 何を呑気な! 今日は……!」

「良いんだよソロン。怒鳴られて喜ぶ者などいないだろ? 君は少し落ち着いたほうが良い」

「……分かりました。それでは試合の準備に取り掛かりますので」

「あぁ、頼んだよ。こっちも皇帝陛下にご挨拶をしなきゃいけないからね」


 まだカッカしてるよ……と肩をすくめるベネディクトと対象的にいかり肩で去っていくソロン。

 ベネディクトはその背中を見ながらため息をつくと、父である皇帝アポロン四世の待つ控室へ向かった。

 控室へ着き、扉を叩いてから少しの間、返答がなかったがそのまま開けると、大きな背中を丸めて台本を読みながらボソボソとつぶやく父の姿を見つけた。

 声をかけようとすると、気配に気づいた父が振り返る。


「おぉ、ベネディクト。遅かったじゃないか」

「改めて確認ですが……って段取りでお願いします、父上……泣いてます?」

「阿呆……お前にも娘ができれば分かる」

「ウチは息子だからなぁ……」


 目を赤くするアポロン四世の背中を擦りながらベネディクトは軽口を叩く。

 婚約、そして結婚の立会人であるのは帝国国教の現人神たるこのアポロン四世だ。この二ヶ月、政務の合間を縫って徹底的に祝辞の練習をしていたのはベネディクトもよく知っている。


「今日のアレクシアを妻にも見せたかったがな」

「父上ったら……母上もきっと天から見ていますよ」


 十年前、まだ幼いアレクシアを遺して毒殺された妻を想いしみじみと感慨に浸るアポロン四世。

 ベネディクトも亡き母を思い出し少し泣きそうになったが、アポロン四世の一声で青ざめた。


「というかお前、バカ息子のお前。アレクシアを襲ったのは本当なのか?」

「い、いえ、そんなことはしておりませんが……」

「……そうだな。普通は兄が妹を襲うなどと……あるはずがないことだ」

「と、ところで今晩の宴会には参加しないんですか?」


 強引に話題をそらしすっとぼけるベネディクトの目が泳ぐ。


「せっかくの晴れの舞台だが遠慮しておこう。三年の謁見禁止を官僚どもに良いように利用されたらお前にも迷惑がかかる」

「……そうですか。アレクシアには……」

「悪いと思っているが……政務の都合だと伝えておいてくれ……」


 ベネディクトに若干の怪しさを覚えつつも、アポロン四世は自分の息子を信じることにした。

 実際、アレクシアは当然の如く兄を恨んでいたが。



――その頃、競技場の反対側ではアルバートたちがウォーミングアップを始めていた。



「さて、今日はアレクシア様の婚約式だとか……まぁ向こうはやる気に溢れてるだろうし……不利な判定もあるだろうな」


 二人で柔軟をしていたジョンソンがアルバートに話しかける。

 アルバートはやれやれといった顔で返答した。


「それは仕方ないな。俺達にいい試合をして負けてほしいってことだろ?」

「俺だって向こうの立場だったらそう思うよ。アレクシア様はランカスターの上客だし……エリザベス様も複雑だろうな」 

「だよなぁ……」


 キャプテンとエース。チームの中心選手二人は今ひとつやる気がでないまま、試合時間が迫る。



「それでは! 選手入場です!!」


 場内に司会の声が響き渡り、選手たちがベンチから飛び出す。

 整列し始める選手たちを観覧席から見下ろしながら、アレクシアは苦しんでいた。 


「……ゔっ(やっぱり座るとキツいですわ……ラングビの試合時間は60分……なんとか耐えないと……)」

「大丈夫かい? 体調が悪そうだが……」

「いえ……なんでもありませんの……」


 隣に座るニキアスが心配そうに声をかけるが、アレクシアは力なく手を振りながら苦笑いを浮かべる。


「辛いなら奥へ下がったほうが……」

「いえ、皇女として残り少ない公務……やり遂げませんと民に顔向けができませんから……」


 ご立派だ……流石アレクシア様……と素直に感心するニキアスだったが、しばらく会っていなかったため何故苦しそうなのかはさっぱり分かっていなかった。


「――選手紹介も最後はこの人! 昨年優勝を決めるスーパープレーを魅せました! 背番号8!! アルバート!!」


 一際の大歓声と共に、観客席へ手を振りながら現れるアルバートを目にし、アレクシアは目を丸くする。


「ランカスターで……アルバート……この間の?」

「ん? あぁ、試合後にお礼に行かないと」

「そうですわね。まさかラングビの選手だなんて知りませんでしたわ」

「えぇ……超有名だよ? 勇者アルバート、ラングビ史上最高のスターってね。まさか軍人として僕らを助けてくれるなんて。ほらほら、去年うちに来た時にサインも貰ったんだけど」


 ニキアスが懐から出した、大事そうに包まれたサインを一瞥して、なるほど、そういえばあのアホ兄が熱く語ってたような記憶がある、とアレクシアは聞き覚えがあったことに納得していた。

 ニキアスはラングビには興味なさそうなアレクシアに少しだけがっかりしたが、普段はなかなか領地から出られないが故に見ることのできない対戦カードに興奮が抑えられないようだった。


「ぶっちゃけウチのポタモス・アイギスはあんまり強くないからなぁ……君が興味持ってくれると嬉しいんだけど……」

「善処しますわ。貴方が好きなものでしたら」


 (なんか夢でこんな場面を見ましたわね……最も夢の中のわたくしは今のニキアスの側でしたが……あの後はしゃぎすぎて横の女に振られてた筈ですわね)

 夢の中の悲しい出来事を思い出しながら、アレクシアは観戦に集中することにした。


 

 試合は一進一退の攻防が続き、試合終了が近づくに連れ観客の熱も最高潮へ達する。

 グラウンドでは同点、ボールが場外に飛んだために次で最後のプレー、ここで得点を決めればウラニオ・トクソティスの勝利が決まるという場面までもつれ込んでいた。


「……意外に公平な審判だな。あのソロンも買収はできなかったと見える。観客が怒ったらそれこそ式は台無しだからか」

「聞こえてんぞボケ!! こっちは正々堂々勝負してんだ!! 見とけやこないだののリベンジしてやるからよ!!」

「悪かった悪かった! 止めてやるからかかってこい!」

「覚えとけよジジイ! テメーのとこ抜いてやるからな!!」

「うるせーぞ若造! お前に負けるほど衰えてねーわ!!」


 ジョンソンが漏らした一言に対戦相手の若い選手が食って掛かる。ジョンソンは軽く謝罪風の挑発と反撃をすると冷静に守備の指示を出す。


「全員、とにかく守り抜くぞ! 固めろ固めろ!」


 ボールが蹴り入れられ、選手たちが群がる。


――試合終了の笛が鳴り響く。

 最後のプレー、アルバートの突進で二人ほどまとめて吹き飛ばされたウラニオ・トクソティスであったが、なんとかボールを守りきり得点を挙げて勝利が決まった。



「試合終了!! 勝者はウラニオ・トクソティス!! 昨年のリベンジを開幕戦で果たしました!!!!」


 素晴らしいプレーを魅せた選手たちに対する大歓声の中、勝者を告げる司会の声が響き渡る。

溢れんばかりの観客は勝利の歌を歌い、敗れたトゥリア・レオタリアにも惜しみない拍手が贈られていた。


「さっきは悪かった。お前らは強い」

「おう、リベンジ待ってるぜ」


 ジョンソンと先ほど口論になった選手を始め、選手たちがお互いの健闘を称え合う。

 それぞれの地域を代表している選手たちはお互いに尊敬し合う良好な関係を築いていた。


「ところでアルバート、今日はあんまり良くなかったな」

「ジョンソン……いや、全力だったつもりだが……」


 ジョンソンが振り返り声を掛けると、アルバートは少し浮かない顔をしている。

 全力を出せなかったことは事実だった。先日の山賊討伐以来、自身の力があまりに強力すぎたことに驚き、無意識のうちに手加減してしまう。

 山賊討伐の下りを聞いていたジョンソンはそれを懸念していたが、案の定開幕戦という大事な舞台で出てしまったことに対しては少し苛立ちを覚えていた。


「ラングビで魔法は使用禁止なんだから全力でぶつかっても簡単に死なん。最後のプレーだってそうだっただろ? 次は頼んだぞ」

「あぁ……すまない」

「まぁいい、切り替えていこう。今シーズンも優勝目指さないといけないからな」


 悩める若きエースを励まし、大ベテランもグラウンドから引き揚げていった。


「それでは集まっていただいた十万人の観客諸君、愛しい我が妹アレクシアと、ペルサキス領主ニキアスとの婚約式を行う! 全員起立したまえ!!」


 司会を代わったベネディクトが拡声魔法で観客に呼びかけると、一斉に観客たちが起立し、全員が思わず息を呑む。

 国歌が奏でられる中、帝国一の絶世の美女、その名に違わぬ美貌の主がニキアスに手を引かれ優雅に競技場を歩く。よく晴れた柔らかな春の日差しに照らされるきめ細やかな白い肌、ベールから覗く淡く虹色に輝く白金の髪。

 帝国でも屈指の相当な美丈夫であるニキアスすら霞むほどの美しさは、グラウンドの脇のダグアウトに作られたベンチから眺める、先程まで試合をしていた選手たちすら試合の疲れも忘れて目を奪われていた。


「……綺麗だ……」


 その場の全員が口々に声を漏らす。ただ、おそらくこの場ではアルバートだけが全く別の感情を持って見つめていた。


「……っ……(あれは……怪物だ……)」


 完璧な美貌、醸し出す雰囲気、立ち居振る舞い。まるで天の女神が顕現したような美しさの中に隠れた負の感情。

 彼女の裏側を覗いてしまったような気になったアルバートは竦むような悪意が伝わってくるのを感じた。


「アルバート、滅多に見れる美女じゃないぞ。ちゃんと見とけ……皇室を離れたら敵じゃないんだから」

「あぁ……そうだな。あまりにも綺麗で目が眩んだだけだ」

「お、言うねぇ」


 小声でジョンソンと軽口を叩くが、アルバートはアレクシアを恐れていた。

 彼女は途轍もない敵になる。その直感が脳内で警鐘を鳴らしていた。


 同時にアレクシアの脳も別の理由で警鐘を鳴らしていた。

 続けて現れたアポロン四世の途方もなく長い祝辞と祈りの言葉を聞きながら、彼女はギリギリのところで意識を保っていた。

 皇女たる誇りだけで自分の意識と尊厳をつなぎとめている。


「(苦しい……息ができない……)」


 締め上げた身体が悲鳴を上げる。酸素が足りないと脳が警鐘を鳴らす。

 こっそり唱えた魔法で周辺の空気を無理やり肺に送り込み、強引に呼吸をすることで酸欠だけはなんとか免れていたが、恐らく時間の問題だ。

 この後も馬車での場内一周が残っているが、そのときにはケープを羽織るからドレスの背中を破いてでもコルセットを緩めよう。そう考えていた。


「ヒュー…ヒュー…(早く終われやこのクソ皇帝がああああああ)」


 永遠に思える皇帝の話もそうだが、ちらちらと心配そうに横を見るニキアスも憎らしい。男は普通の礼服なのになぜ女はコルセットを締め上げなければならないのか。

 絶対にこの文化は廃止させてやる、と固く決意したアレクシアは指輪の交換までをなんとか耐え抜いた。

 ニキアスに手を引かれながら一度控室に戻り、目を赤くする父と鼻をすする兄からの抱擁を全力ですり抜けると、急ぎトイレへ疾走する。


「死ぬ……死んでしまう……」


 察した侍女が鋏とケープを持って追いかけると、トイレの中で背中の紐を探して必死に掻きながら苦しむアレクシアを見つけた。


「早く!! 切って!!」

「は、はい! アレクシア様……すみません!!」


 最後の力を振り絞って叫ぶアレクシア。侍女が慌ててドレスの背中の紐を切り中のコルセットの紐を緩めると、呼吸が戻ったアレクシアは安らかな顔で侍女を労った。


「ほんと死ぬかと思いましたわ……ありがとうございます」

「いえ……ケープをどうぞ」

「助かりましたわ……」


 晴れやかな顔で控室に戻り父だけに軽い抱擁を返すと、ニキアスにはどこか誤解したような気まずそうな表情で迎えられた。

 大方腹痛に苦しんでいたとでも思われているな……とアレクシアは思ったが、珍しく幸福感に満ち溢れた彼女にとってはどうでもよかった。


「すまない、気が利かなくて……」

「いえいえ、もう大丈夫ですわ。さあ、民衆に向けて挨拶しませんと。その後は貴族たちと選手たちも出る祝宴もありますのよ?」


 純白の馬が牽く馬車に乗り、大歓声の中場内一周をするアレクシアとニキアス。

 二人の美男美女の仲睦まじい様子は長年に渡り人気の題材として歌に歌われ、絵画に描かれる事となる。



――その夜、オーリオーン城大広間



「(お父様は……やはりおられませんか。やはりわたくしの事は……)」


 兄からは聞かされていたし謁見禁止なのは分かっているが、少しでも期待した自分が馬鹿だった。夢に出てくる前世の父親と同じで、父親とは碌なものではない。とアレクシアは俯いていた。

 残念がる彼女の前で、各貴族たちがお祝いとして持ち寄った帝国中の食材や酒を集め、贅を凝らした祝宴が始まっていた。

 ニキアスが提案し準備していた軍隊式の乾杯――素焼きのコップで酒を飲み干し床に叩きつけて砕くもの――は普段野蛮な風習に馴染みのない貴族たちに大受けし、婚約式の余興として試合を行った両チームの選手たちも喜んでそれに続き試合の技を見せるなど大きな盛り上がりを見せていた。

 その中、主役として一通りの挨拶から解放されたアレクシアは、貴族たちからの話攻めから一人離れて酒を飲むアルバートに声をかけていた。


「アルバートさん、こんばんわ。素晴らしい試合をありがとうございます。それと先日の山賊退治にもお礼を差し上げませんと」

「アレクシア様……滅相もございません。俺……いや私はランカスターのために戦っただけですからお礼などと」

「エリザベスも素晴らしい兵士を持てて光栄でしょうね。しかし遠慮が過ぎますわ。わたくしがお世話になっているリブラの商人も救って頂けたのですから、お礼も受け取ってくださらないと困ります」

「ありがたき幸せにございます皇女殿下」


 なるほど、この人当たりの良さ、意外に上品な物腰、おまけに見た目も素晴らしい。今の肥えて腐った貴族よりはよっぽど貴族のような男ですわね。兄やニキアスがファンになるのも頷ける……とアレクシアは感心していた。

 

 一方でアルバートは下げた頭に突き刺さる、昼間感じた悪意と同じような冷たさで全身の毛が逆立つような感覚に襲われていた。


「……(ランカスターにとっては上客……しかしこの女は絶対に味方じゃない……)」

「? どうかされましたか?」

「い、いえ、今後ともよろしくお願いいたします」

「はい、こちらこそご贔屓にお願いしますわ」


 二人の初めての対面。

 アレクシアは特に気にかけてもいなかった。一般人より腕っぷしが強く格好がいい男。その程度の認識だった。

 しかし、アルバートは確信を持って彼女を敵だと感じていた。

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