キャッチコピーに「美しいものを見て欲しい」とある通り、「美しいもの」に重きが置かれた作品だと思いました。作中には目に写る美しい景色が表現されているのですが、本当に美しいものは何なのか。それを改めて感じさせてくれる作品です。
お互い相手を想う気持ち。想うが故の葛藤。二人が幸せになって欲しいと思いながら、読んで頂ければと思います!
言葉に表せません。何を書いても、自分の言葉が陳腐なものに見えます。作者様の瑞々しい感性が溢れ出ている作品です。
自分の姿にコンプレックスを持つ主人公と、盲目の女性との恋の話。2人の恋模様が気になって、どんどんと読み進めてしまいました。また、文章も流行りのラノベ系ではなく、しっかりとした文学作品です。脱帽です。ありがとうございました!