第59話 魔王 (色欲)を探せ① リボルバー19
帝都大監獄第四層に一人残し、駆け抜けてゆく。
VS 骨抜の魔女 (懲役 158年)&人間彫刻 (懲役268年)
『正直二体一って気が進まないのよね、はい肋骨ゲット、ごめんね、私ってこういう能力だから回避とか無駄なの、無駄無駄』
『素晴らしい! その苦痛を耐え抜く表情、ぜひとも私に彫刻させてクダサイ』
『文字通りの骨抜に触れた対象を石化ですか、厄介ですね・・』
『次は足の指の骨を貰うね、いっぱいあるから大丈夫よね、その次は手の指、だんだん無くなっていくわねー』
手の指の骨を1本抜いた瞬間に異変は起こった。
『お前、今俺に何をした?』
魔女は考える余裕する無かった・・
轟音とともに骨の自動防御ごと壁へ叩きつけられた。
『これはこれは一撃でリタイアですが、しかし貴方は私の攻撃を足に受けている、その石化した足では私を倒すことなど・・、ごべぁ』
迷わず石化した足で振り抜いた。
石化して砕けた足を引きづりながら魔女へと近付いてゆく・・
帝都大監獄第五層
VS 獣狩り (懲役 176年)&竜喰らい (懲役 214年)
黒銃のリボルバーが勝手に廻り、
弾丸が排出される、凄まじい怒りの感情だ・・
(神獣の王)
憤6 龍王
怒5 鰐王
憤4 竜王
怒3 獣王
憤2 鳳凰
怒1 豹王
怒ノ衝撃 (弾×1)を入手しました!
『坊や、そっちの竜の匂いがする方はあげるからしっかり始末しな』
『はっはー、幸運、幸運↑、幸運↑↑、こんな見事な毛皮があるなんてな、俺ってぇ最高について、げばぁ、だんだ、でうじた?』
『尻尾で喉を弾いただけなんだがね、そんなのも見えないのかい? これからだんだん魔力をあげていくから防御に専念しな、弱肉強食、その本当の意味を教えてあげるさね』
黒豹王の殺気と魔力を受け、場が軋(きし)んでゆく、そんな中で大剣と金棒が激しくぶつかり合う。
『いいね、お前いいよ、全力の俺とこんだけ打ちあえるなんてよ、もっともっと楽しもうぜ!』
実力はほぼ互角、貢ぐマンはある一点へ集中して攻撃を仕掛け続ける・・、そして、遂にその時が訪れる。
バキンッ、武器が砕け散った。
その瞬間、金棒が相手を吹き飛ばす。
『セイラン、これでまた一歩君を上へ押し上げられる』
☆本日の裏設定☆
第四層 『ここは私に任せてください!』
A氏(蹴撃) 何があろうが、何が起ころうが全力の一撃を相手へ叩き込む、それが彼が教えられた全て。
ペンを持つ手への攻撃は許されない。
第五層 『ここは僕が相手をします!』
獣狩り 虎の尾を踏んでしまった、この世には手を出してはならない本物の化物(黒豹王)が存在する。
貢ぐマン 尋常じゃない執念を持ってある一点へ攻撃をし続ける、その結果、付いた二つ名は『粉砕』
魔物は頭部を壊せば、だいたい壊れる、彼に必要なのはたくさんの金。
竜喰らい はぐれ竜(竜の中では最弱)を殺していい気になってた猛者(もさ)。強力な竜は中立が多く、もし、戦ったら死ぬ。それ程人と竜は隔絶(かくぜつ)している。
神界にて神様ズ おいおいおい、豹の姉(あね)さん尻尾の殴打だけで殺(や)っちまいやがった、自己責任、因果応報、獣をたくさん狩って、最後に自分が狩られたんじゃから本望じゃろ。
リボルバー 累計66 大厄災7+3(5、4、5、5、4、4、4、6、4、5)、大逆転7+2(3、1、3、2、2、3、3、2、1)
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