本当にあったか微妙な疑心暗鬼の話

第二回 錯乱そして覚醒 前回留守番中に錯乱カレーを作り、密室でカビキラーをぶっ放してしまった私は、見たいテレビがあるのに気がつき、密室の脱出に成功した!はたして私は至高の料理に勝つことができるのか!そして錯乱を解く為に正露丸を飲むのは正しいのか! 風呂を出た私は気を鎮める為、深く深呼吸をして、また音を聞くことにした…ドア越しではあるが、音は聞こえない「やはり密室でカビキラーをぶっ放したことで私に何らかの影響を及ぼし、幻聴を聞かせたんだ…」私は今起こった不可解な現象を無理にでも納得しようと呟いた。私は、「まだ私は錯乱していて、また同じことが起こり兼ねない」咄嗟にそう思い、薬を探すことにした…薬をいくら探しても正露丸しか出てこない、恐ろしい位の数の正露丸を前に私は錯乱しているのか、その正露丸を丼にいれ、がっつき始めた、しかし、混乱していても正露丸単品は流石につらいのか、その正露丼に今作ったばかりのカレーを流しこみ食べはじめた…。

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