探索シーン2
GM : さて、探索の続きになりますが、うっかりしてて前回やり残したことを先にこなしていきたいと思います。
舞耶 : なんだなんだ
GM : やり残し1。七海ちゃんが攻撃時にHPコスト払ってなかった。最初の戦闘はシーン変わったので不問にしますが、前回の戦闘分HP2点だけ引いておいてね
花柳七海 : イェア
system : [ 花柳七海 ] HP : 9 → 7
レイド・ベルキャット : 食い逃げかァ?
GM : やり残し2。探索時の危険度のカウントをしてなかった。研究室には危険度上昇の特殊判定があったのですが、それをやり忘れていました。
GM : とりあえず、舞耶ちゃんに1d10していただこうかな。それの半分、警戒度のカウントを進めます。
舞耶 : 1d10 (1D10) > 5
舞耶 : ウーン
レイド・ベルキャット : 廃棄場ワイ高みの見物
GM : 危険度は全PCで共有ですよ
レイド・ベルキャット : 何てことを……してくれたんだ……ッ!!
舞耶 : 舞耶ちゃんの眼鏡に免じて許してやってください
GM : 警戒度+2(端数切捨て)ですね。これで、シーン登場分含めて警戒度カウント4になりました。
GM : 次のシーンで自動的に警戒度5になって登場時の侵蝕率が上がりますね
GM : さて、やり残したことは終わったので、探索の続き行きましょうか。引き続き分断したまま行動かな?
レイド・ベルキャット : たしか皆の荷物をリスポン地点まで持っていった感じでしたっけ
GM : 廃棄場の調査終えて荷物を用具部屋に運んだんでしたね。合流するならしてもいいですけど
GM : JK組は研究室にいた触手たまねぎをぶったおして帰ってきたところですし、鉢合わせしてもいいんじゃないでしょうか
レイド・ベルキャット : んー、こっちは特に情報得たわけじゃないので合流する理由もないんですよね
GM : まあ、所持品もデータとして使えるのは「思い出の一品」くらいでしたしね
レイド・ベルキャット : 眼鏡っ娘さんチームの方に合流する理由がなければそのまま続行でもいいかなーと
舞耶 : 黒幕の情報がちょっとわかった、程度ですから別に合流せんでもいいかな感
レイド・ベルキャット : じゃあ続行ですかね
レイド・ベルキャット : 一応リスポン地点の入り口に荷物を確保した旨の書き置きをしておきます。筆記用具はもってないので自分の傷から出てる血で、ですけど
舞耶 : やだこの人こわい
レイド・ベルキャット : 「にもつありマス」とおどろおどろしい書体で書き置きをしていきますね
花柳七海 : 書き方
レイド・ベルキャット : 早く戻ってこないと血が垂れて更におどろおどろしくなることでしょう
GM : では、流血してるおじさんチームから探索引き続きやっていきますかね
レイド・ベルキャット : 実験室は眼鏡さんチームの方がいいかなぁ
GM : 相談して決めてどうぞ
レイド・ベルキャット : 白兵に自身ニキおる?我肉体1ぞ?
GM : 今回、白兵特化はいないんですよね。3のルアか4の舞耶ちゃんかな
レイド・ベルキャット : 暴力に身を任せるべきだったかァ……
レイド・ベルキャット : ならどっちが行っても変わらなさそうですね。こっち行きたいとか希望あります?どうせどっちもロクでもない事になる
神喰 ルア : まぁ私には妖精の手があるので
レイド・ベルキャット : そうなると判定不明つぶしといたほうがいいかな
レイド・ベルキャット : そちら希望あります?
舞耶 : どっちでもいいですよ
花柳七海 : 正直どっちでも良いかなと
舞耶 : わたしには狂気の洞察があるので
レイド・ベルキャット : じゃあこっちで収容棟踏んでおきますか
花柳七海 : では我々が実験室
GM : OK。ではおじさんチームで収容棟行きましょうか
レイド・ベルキャット : 収容棟はなんか収容されたモンスター的なのいそうだし、実験室はなんか実験体的なモンスターいそう
GM : ニコニコ
レイド・ベルキャット : ホンマ
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探索シーン:「収容棟」〈不明〉
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GM : シーン変わっておじさんチームに登場していただきましょう
神喰 ルア : おじさんじゃないよ!
GM : じゃあ凸凹コンビ
レイド・ベルキャット : 27なんだよなぁ(外見年齢)
system : [ レイド・ベルキャット ] 侵食率 : 74 → 75
system : [ 神喰 ルア ] 侵蝕率 : 65 → 66
GM : 今の登場判定で警戒レベルが5に達しましたね。次のシーンから警戒度2=侵蝕率2になります
レイド・ベルキャット : ヒュー
GM : さて、収容棟の描写をやっていきます
GM : 実験室に併設された空間には数多の実験のために捕らわれていたであろう収容室が並んでいた。対象を閉じ込めるための分厚い強化ガラスは、一部が腸のようなすだれへと変質し、力なく垂れ下がっている。
GM : そして、収容室が並ぶ廊下には、収容されていたと思わし怪物―ねじくれた樹木のような角を持つ鹿と頭が縦に割れてそこから牙をはやした山猫が床の赤黒い血だまりをすすっている。
レイド・ベルキャット : 腸はすだれじゃないんだよなぁ
GM : ということで、ここはトラップエリアでした。怪物に気づかれずにやり過ごせるか、〈知覚〉目標値7です
レイド・ベルキャット : 猫ちゃん……こないで、猫ちゃん……
レイド・ベルキャット : ダイスボーナス+1
レイド・ベルキャット : 3dx (3DX10) > 10[9,9,10]+3[3] > 13 [成功]
神喰 ルア : 2dx+1 (2DX10+1) > 8[7,8]+1 > 9 [成功]
レイド・ベルキャット : 華麗な前転で回避
GM : おっと、二人とも気づかれなかった
神喰 ルア : 支部長なので!
GM : あ、そうだ。二人とも判定成功したことだし、不意打ちで倒したことにしてくれてもいいですよ(バイオ感)
レイド・ベルキャット : 「おっと、ルアさん。前方に獣が2体いますね」
レイド・ベルキャット : 「あなたはここで獣狩りに興じてもいいし、何も見なかったことにしてもいい。というやつですね」
神喰 ルア : 「……あの子たちも、被害者なんです」
神喰 ルア : 「せめて、解放してあげないと……」
レイド・ベルキャット : 「同意見です。ここは私にまかせてください。これでも狩人を自称していますので」
神喰 ルア : 「わたしも、出来るだけ苦しませないように……!」
レイド・ベルキャット : そんな感じでまぁ慣れた感じで手際よくハントさせてもろて
GM : 罪もない邪神の眷属を二匹半としたところで、このシーンのイベントはおわりですね。判定ミスがなかったので、警戒度の追加上昇も起こりません
レイド・ベルキャット : ここだけゴールデンカムイ
神喰 ルア : 氷の矢でパシュンよ
GM : あ、そうだ。せっかくなので、警戒度上がったことによるイベントだけ描写させてもらおうかな
GM : ちょうどレイド君がダメージを受けていてよかった
レイド・ベルキャット : 顔面に注射針ブスーしましたからね
GM : 周囲は依然として怪物の胎内であるかのように変化を続けている。そんななか、レイド君は傷口に違和感を覚える
レイド・ベルキャット : これアカンやつじゃん
GM : 皮膚の下で何かがうごめくような感触。傷口を見ると、皮膚の内側に根のようなものが広がっており、傷口からは肉色の植物が顔をのぞかせていた。
神喰 ルア : 次回、レイド死す!
GM : まあ、実験室で見た哀れな研究員のような現象がPCにも表れたと思っていただければ
レイド・ベルキャット : ンモー
レイド・ベルキャット : このなかに一人だけ無傷ななかまはずれがいまーす
神喰 ルア : なんのことだか
レイド・ベルキャット : では傷口の様子を見て軽く舌打ちする感じで。
自分以外のダメージ受けたPCも同様?
GM : PC1つまりは舞耶ちゃんだけは違う影響が出ますね。そちらはこの後のシーンで描写します
神喰 ルア : 傷口になにか対処は出来ますかね
GM : むしりとってもいいですけど、また生えてきますね。まあ、見た目が気持ち悪いだけでステータスに影響はないのでバイオの主人公の気持ちで耐えてください
レイド・ベルキャット : 傷口焼きゃええんちゃうん?
神喰 ルア : 燃やしてもダメ?
GM : 傷がある限り何度でも生えてきます。焼いたところで、外傷は消えないので
レイド・ベルキャット : じゃあせっかくなので試しても無駄な描写やりますか。傷口をルアさんに見せます
神喰 ルア : 「べ、ベルキャットさん!?それは……!?」
レイド・ベルキャット : 「ルアさん。少々マズイ事になってきたようです。私はこういうのは慣れていますが、他の方も同様だとしたら……」
レイド・ベルキャット : 「そうだ、ルアさん。私を焼いてください」
神喰 ルア : 「……わたしの炎なら、この芽だけを焼けるかもしれません」
神喰 ルア : 「ためして、みます……!」
レイド・ベルキャット : 「遠慮なくどうぞ」
神喰 ルア : 傷口に手を近付けて、ルアちゃんの目の色みたいな深紅の炎を出します
ベルキャットさんの腕にダメージは無く、芽だけが燃える感じ
レイド・ベルキャット : じゃあ腕ごと勢いよく燃えます
神喰 ルア : *ダメージはありません
レイド・ベルキャット : 「うーん、私の領域で火力を上げてみましたが、あまり効果はないみたいですね」と、燃え盛る腕を他人事のように観察しながら
神喰 ルア : 「……たぶん、怪我そのものが原因なのかも……」
レイド・ベルキャット : 「腕を切り落とした後にすぐに傷口を焼けば大丈夫でしょうか。試してみます?」と腕を差し出す
神喰 ルア : 「だ、ダメです!そんなことしなくても対処できますから!」今度は人体には影響のない氷で、傷口を覆います
レイド・ベルキャット : 「ま、そうですね。彼女たちの腕を切り落とすわけにはいきませんものね。彼女たちはまだ"人間"ですし」
神喰 ルア : 「たぶんこれで、少しはどうにかなるはず……わたしの能力は、邪神を殺すためのもだし……」
レイド・ベルキャット : 「この状況を作った獣を狩れば消えるでしょう。おそらく。それまでは我慢ですね」
神喰 ルア : 「はやくなんとかしないと……はやく、早くっ……」少し様子がおかしそうです
レイド・ベルキャット : そんな感じで
神喰 ルア : ヒンナヒンナ
GM : OK。楽しくなってきたところで、JKさんチームに行きましょうか
花柳七海 : イェア
GM : 次のシーンがとても楽しみ
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探索シーン:「実験室」〈白兵〉
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GM : さて、JKさんチームは実験室へと向かいました。登場判定どうぞ。今回から2です
system : [ 舞耶 ] 侵蝕 : 65 → 67
system : [ 花柳七海 ] 侵蝕 : 76 → 78
舞耶 : ハイ
GM : ちなみに、ここにJKさんチームが来るとは実は思っていなかった
レイド・ベルキャット : 予想は裏切るもの
舞耶 : まあ時計回りに我々が収容棟に行くと思ってましたよね
GM : さて、描写していきましょう。
GM : 実験室の扉は天井から生えた肉色の根によって防がれている。タックルで強引に突破してください。〈白兵〉目標値7
失敗した場合は部屋に入ることができずにシーン終了です。
舞耶 : これ入りそこねたら草生えるな
舞耶 : 5dx (5DX10) > 8[1,4,4,5,8] > 8 [成功]
花柳七海 : イケタヤン
舞耶 : いえい
GM : 扉ぶち破るだけだしはどんな攻撃判定でもいいやんの屁理屈唱えられたら別判定を許すつもりでしたが、問題なかったですね
GM : 君たちは生暖かい肉の根を引き裂いて実験室に侵入することができた。ここは実験室のコントロールセンターのようだ。防弾ガラスの向こうには小規模な実験槽がいくつも見える。
舞耶 : 「うぇぇきもちわるい…なんだったの今の…」
GM : もっとも、白かったはずの部屋は床から壁に至るまで血液が染みついているが。
さて、その部屋に備え付けられた大型モニターを見るに最近の実験映像が記録されているらしい。
花柳七海 : これ実験映像は見れたってことで良いんですかね
GM : ええ、実験映像を再生したということでいいですよ。そのつもりでしたし
花柳七海 : 了解でおま
舞耶 : ウス
GM : では、気味悪がっているJK達の前で実験映像が表示されていく…
GM : 白い部屋に等間隔で立たされた少年少女たち。恐らくは高校生である彼らの眼には生気がなく薬物か催眠か何らかの処置がされていることは確かだろう。
GM : ここに来たのがJK組なので「クラスメイト」と言うことに気づいていいです♡
舞耶 : 「えっ…これうちのクラスのみんなじゃ」
花柳七海 : 「こういうことか……」唇をかみしめます
GM : 不意に実験室のアラートが点滅し、感情の感じられない女性の声が響き渡る。
「これより、選別を開始します」
GM : 苦悶の声とともに、高校生の体が突如燃え上がっていく。一瞬で実験室の中は火柱で埋め尽くされた。
GM : いや、その中でも何事もなかったかのように燃えていない人がいる。舞耶、七海、カヤの三人だ。
舞耶 : 「う゛っ」衝撃的な光景に吐き気を催す
花柳七海 : 「……」目をそらさず黙って見ます
愛沢カヤ(NPC) : 「え…え……なに…これ」
舞耶 : 「…」
GM : 「適性者が見つかりました。素体002、013、027を直ちに回収しなさい」
実験槽に防護服を着た研究者たちが入り、3人を連れ出していく。その間にも周囲の高校生の体は燃え続けた。
花柳七海 : 「適正者……二人はともかくウチは調べたらオーヴァードってわかると思うけど……こいつらザルか……?」二人には聞こえないぐらいの小声でつぶやきます
舞耶 : (耐えきれず嘔吐している)
愛沢カヤ : 耳をふさいでうずくまっている
GM : 不意に、ひとりの生徒が倒れる。黒く焼け焦げた皮膚は引き裂け、みずみずしい色を持つ臓物が零れ落ちた。通常の焼死体であれば、じっくり時間をかけて水分がなくなるまで焼かれることになるが、魔術的な高熱で一瞬で表面だけ焼かれた結果、体内まで十分に熱が通っていなかったのだろう。崩れ落ちる音が何度も続き、白い床には血と臓物と焼け焦げた皮膚が散らばっていく。
GM : 全ての火がなくなると、防護服を着た研究者らが実験槽の中に入り、鮮やかなピンク色のスープから赤黒い人骨を拾い上げていく…。ああ、それはあの白い部屋で祭壇として使われていたものだ。
GM : 「―素体013がインキュベーター適性値に達しました。実験は終了です」
GM : そのアナウンスとともに映像は終了する。
舞耶 : 「うそ…あの部屋にあった『あれ』って…いや…いやぁ…」
舞耶 : 「あああ…」
愛沢カヤ(NPC) : 「なに…なんなの…何が起こってるの」
舞耶 : 膝から崩れ落ちて頭を抱える
花柳七海 : 「ウチらはここにおったカスどもの実験台にされた。で、ここにおる3人だけ運よく生き残ったってことやな」
花柳七海 : 「こんなとこおったらおかしなる。もう出たほうがええ」
舞耶 : 「やだ…なんなのここ…」
GM : さて、最悪なことは最悪で上書きしていくの理屈で、警戒度上昇の演出もやっていきましょうか。
GM : 七海ちゃんは先ほど描写した通り、傷口の内側から肉色の植物が生え始めますね
GM : そして舞耶ちゃんは――
GM : 獣化がより進行します。前腕より先が触手の状態だったわけだし、触手が二回りほど伸びて、二の腕の血管からもミミズのような触手が生えだす…と言う感じでいかがでしょう
舞耶 : アッハイ
花柳七海 : 鬼畜だ
レイド・ベルキャット : 土用の丑の日
神喰 ルア : うな~
GM : 左手まで触手にすると作業性に問題が出そうだなと配慮した結果ですよ
神喰 ルア : やさしさのGM
舞耶 : 右腕に悍ましい違和感を覚えたので、おそるおそる服をまくりあげて確認します
舞耶 : 「ヒッ」
すぐに目をそらして服を元に戻しました
舞耶 : (気のせい…いまのは気のせい。何もなかった。何もなかった…)
花柳七海 : じゃあ舞耶ちゃんの様子がおかしいのを感じて、自分の傷口確認して状態知ろうかな
GM : ええ、自然な感じでよいですね
GM : あちこち銃弾浴びてたし、服脱いだらすごいことになってそう
花柳七海 : (この肉の芽……ってことは中二病さんも同じ状態かもしれへんな……舞耶は、悪化したか……)
花柳七海 : PCとかまだ動いてるなら、詳しい研究内容とか調べられませんかね
花柳七海 : 具体的には治療法無いか探したいところ
GM : おっと、これはナイスパス
GM : 実験室では行われている実験について調査可能です。〈情報:ウェブ〉 目標値12で判定できますね。
花柳七海 : うぇぶ
花柳七海 : 自称狩人引っ張ってきた方が良さそう
GM : ちなみに、別のエリアでも調査可能な項目なので、判定を後回しにするでもいいですよ
舞耶 : まあ今調べちゃっていい気はしますね。舞耶はメンタルガタガタですけど狂気の洞察というわけで唐突に何かに突き動かされるように情報収集することは出来るかと思います
花柳七海 : じゃあ振るだけ振りますか
GM : では振るだけやってもろ手
花柳七海 : 2dx (2DX10) > 9[7,9] > 9 [失敗]
花柳七海 : クゥーン
花柳七海 : 「アカン……なんか情報抜けそうやけど出てこおへんな……」パソコンかたかたしたけど失敗してぼやきます
舞耶 : じゃあ《コンセントレイト》と《狂気の洞察》使って調査しますか…
system : [ 舞耶 ] 侵蝕 : 67 → 70
GM : RCで判定便利ね
舞耶 : 6dx8+2 (6DX8+2) > 10[1,4,4,7,7,8]+10[9]+3[3]+2 > 25 [成功]
GM : くさ
花柳七海 : ウケる
GM : 狂気に犯されながら行動してもろ手
舞耶 : 「…」唐突に立ち上がり、七海が使っていたものの横にあった端末を無言で操作し始めます
レイド・ベルキャット : キラ・ヤマトか?
花柳七海 : サマーウォーズかもしれない
花柳七海 : 「舞耶……?」
舞耶 : 口の端からは涎が垂れており、ほとんど意識が無い状態でその足取りは夢遊病者のように頼りない。端末を操作する左手だけが機械のような異様な精密さで動いている
GM : 狂ってしまった
GM : 舞耶ちゃんの操作で次々と暗号化されていた実験データが開かれていく。そこには実験計画書も含まれていた
舞耶 : 「…ッ」情報を探り当てたと同時に、その目に意思の光が戻った。自分が何か得体の知れない力に突き動かされて動いた自覚があり、その力に対する恐怖によりまたも脚が震えている。
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行われている実験 情報:ウェブ12
この実験は人間の体を依り代に邪神シュブ=ニグラスを受肉、現界させることを目的としたものである。シュブ=ニグラスとは異次元に住む外なる神だ。千匹の子を孕みし森の黒山羊とも呼ばれ、古くから数多の豊穣神になぞらえて語られてきた存在だ。復活の儀式は以下の手順で行われる。
定められし星が胎動する日、66の命で築きし祭壇へ選ばれた血を捧げよ。選ばれし血は『愚者』『神智を探求せし者』『神が産み落とした眷属』『力と絆を持つ者』と二人の巫女によって成される。『アザトースの巫女』によって〈外よりの扉〉は開かれ、『絆の巫女』の死によってインキュベーターは人界の絆を断ち切り受肉へ至る。
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舞耶 : 「なにこれ…」
花柳七海 : これ治し方は出てこなかったやつですかね
GM : 治し方は出てこないですね。というのも現在の状況自体が実験で想定していない状況なので実験計画書には記載がないんですよ
舞耶 : 「みんなはこんな意味のわからないことのために、こ、殺され」
花柳七海 : 「なんも言わんでええ。言わんでええから」舞耶ちゃん抱き締めて落ち着かせようかな
花柳七海 : (全貌だけでこの芽の治し方は書いてへんか……あのふざけたアマとっ捕まえるしかないな……)
GM : 床でうずくまっていたカヤちゃんもよたよたと近づくと七海ちゃんの背中に顔を押し付けてすすり泣く
GM : というところでシーン終了ですかね。これから次のMAPへ進むことだし、一度、探索を区切って合流場面とか作ります?
舞耶 : 合流しましょうか。情報共有も必要でしょう
花柳七海 : そうですね
レイド・ベルキャット : じゃあおどろおどろしい血文字がキミたちを出迎えるよ
花柳七海 : 「……あの中二病ほんま趣味悪いな」血文字見てぼやきます
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インサートシーン:合流
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GM : ではシーン作りましょう。このシーンはインサートシーンとして扱いますので、登場判定は1で警戒度の上昇もありません。
system : [ レイド・ベルキャット ] 侵食率 : 75 → 76
system : [ 花柳七海 ] 侵蝕 : 78 → 79
system : [ 舞耶 ] 侵蝕 : 70 → 71
system : [ 神喰 ルア ] 侵蝕率 : 66 → 67
GM : 場所は、元の用具置き場に戻ってきたということでいいかな
舞耶 : それで
GM : では、皆さんはぐるっと研究所を回った挙句、もとの用具部屋へ戻ってきました。戻ってきた順番はお好きに
レイド・ベルキャット : おさきどうぞ
GM : 精神ダメージ受けたJK組のほうが遅いかと思ったけど、凸凹コンビもハントしたり上手に焼けましたしてるか
神喰 ルア : モンハンやってる場合じゃなかったねわたしたち
花柳七海 : じゃあ泣いてる二人引っ張って戻って来ようかな
舞耶 : 七海ちゃんが血文字見つけた描写入りましたしこっちが先で良い気がしますね
GM : 精神ダメージ
レイド・ベルキャット : 本人は100%善意のつもりです
GM : 血文字は気持ち悪いですが、奪われていた所持品とか修学旅行のバッグとかもろもろある感じで。ようやくまともな服に着替えられる
舞耶 : そういえば今まで貫頭衣でしたね
GM : って、状況書いただけなんですが、まるで「修学旅行をやっていたはずなのに…」という現実を突きつけられるやつですねコレ
花柳七海 : JK組の精神はボロボロ
レイド・ベルキャット : じゃあそこに戻ってくる感じかな
舞耶 : 荷物を見つけて「あたし達、修学旅行に行ってたはずなのに、どうしてこんなことに…」
神喰 ルア : 「………………」神妙な面持ち
愛沢カヤ(NPC) : 「……」無言でバッグに入れていたトランプやUNOを眺めている
花柳七海 : 「とりあえず着替えよ。こんな格好じゃ気ももっと沈むわ」
舞耶 : 「…うん。…帰りたい、帰ってお姉ちゃんの作るご飯が食べたい…」
レイド・ベルキャット : ラッキースケベしろってコト?
舞耶 : 狂人さんは着替え中外で待っててもろて
神喰 ルア : とりあえず制服を着る
GM : そしてさらっと入ってきているルアちゃん
愛沢カヤ(NPC) : 「…うぅ……ぐすっ」
泣きながらも旅行バッグから動きやすそうな服を取り出して着替える
花柳七海 : じゃあ先にパパっと着替えて、自称狩人さんに自分と同じ芽が生えてないか確認しとこうかな
神喰 ルア : ベルキャットさんには出てってもらったいうことで
花柳七海 : 「お兄さん、ちょっと。もしかしてウチと同じもん生えてない?」腕辺りの傷見せます
レイド・ベルキャット : では、「何故か」燃えたあとのようになった片腕を見せます
神喰 ルア : 凍らしたけどね 仕方ないね
花柳七海 : 「やっぱりか……無理に取ろう思ってもダメってことやな……」やけどだの凍ったあとだので察しました
レイド・ベルキャット : そこは察しないでもろて
花柳七海 : このまま情報共有した体だと早そうですが
レイド・ベルキャット : じゃあかくかくしかじかで
GM : JK組はカードキー拾ったし、実験の内容も調べたもんな
花柳七海 : 得た情報は多いが絶望しかない
花柳七海 : 舞耶ちゃんの様子が若干おかしかったのは伏せておこう
GM : 治す方法もこの状況を打開する方法もない
花柳七海 : クソアマとっ捕まえるしかねぇ
舞耶 : 殺らいでか
レイド・ベルキャット : 「なるほど、炎で。つまり、ルアさんも私同様に利用されたのでしょうか」
GM : そうだ、カードキー入手でエリア解放されたし、MAPの左側もオープンにしておきますね
舞耶 : まだ結構部屋ありますね
花柳七海 : あ、そういやあの実験映像でJK組以外の面子は確認できなかったんですかね
GM : 先の実験ではJK組のメンツしか出てこなかったですね
神喰 ルア : 「……そんな、意識を失っている間に勝手に能力を……?
花柳七海 : 「そういやウチらが見た映像やとお兄さんも支部長ちゃんも出てへんかったな……」
GM : まあ、出てこなかったのはそもそも実験が行われたのが支部長が来た日よりも前と言うのもある。これには気づいても気づかなくてもいいけど
GM : 気づかなかったらアンジャッシュが楽しめるね
花柳七海 : 詳細な日付は把握しようもないから気づかなくても良さそう
神喰 ルア : 事実としては関与してないということ
舞耶 : 「…支部長さんとベルキャットさんは何か心当たりというか、わかりますか?この、実験…のこと」
神喰 ルア : RP次第ですかねぇ
レイド・ベルキャット : 「獣……外なる神をこの世界に呼び出すためのくだらない儀式ですね。先程の警報からすると、失敗はしていないが成功もしていない、といったところでしょうか」
GM : そうそう、邪神がシュブ=ニグラスと判明したことだし、ルアちゃんは因縁めいたものを感じてもいいね。ルーツ的に
神喰 ルア : 「…………詳しいことはあまり……でも、この名前を聞くと……頭と胸の奥が、何かざわつくような……」
花柳七海 : 「まあなんにせよもう少し調べんとあかんな。カードキーも見つかったことやし」
神喰 ルア : 思ったより何も言われなかった
レイド・ベルキャット : ギスギスしたくないんですか
花柳七海 : え、突っ込んだ方が良いの???
舞耶 : 二人が映像に出てこなかったことには気づいていますが、この人たちがエンセオジェンの側の人間なのではというようなことを考える勇気がないので特に追求しません
花柳七海 : 特に突っ込んでもプラスにならなさそうだし特に何も言わないでおこう
神喰 ルア : とのこと
レイド・ベルキャット : そっすか
GM : じゃあ、次どこ探索するか相談とか?
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MAP2
・情報管理室〈なし〉
・収納庫〈知識:クトゥルフ〉〈知識:学問〉
・魔術整備室〈不明〉
・仮眠室〈知覚〉
・警備室〈白兵〉他
・エレベーター〈知覚〉
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花柳七海 : ですかね。チーム分けとか?まあチームに関してはこのままの方が良さそうな感じが
レイド・ベルキャット : 分けなくてもええかも。道的には一直線なので分けるほうが不自然かな
舞耶 : ロックされてたドアの先、今我々が見てる見取り図の内容ってPC達も認識してるってことで大丈夫ですかね
GM : そんなかんじで
舞耶 : 「あの…このエレベーターって外に通じてるんじゃないでしょうか。まっすぐここを目指すのはどうでしょう」
舞耶 : 「あたし、これ以上ここに居たくなくて…」
レイド・ベルキャット : 「外に通じているかは分かりませんが……上を目指した方がよさそうです」
レイド・ベルキャット : 全スルーあるで
神喰 ルア : 「……目的がわたしたちだとしたら、待ち伏せされてるかも」
レイド・ベルキャット : 「それこそ望むところ、でしょう。獲物を探す手間が省けます」
花柳七海 : 「せやなあ。これ以上怪我するのは勘弁やけど、情報きくんは手っ取り早いしなぁ」
GM : 先に明らかにしておきますが、このシナリオ、クライマックス戦闘の進行によってシナリオ分岐があります。
GM : その分岐の条件についてどこまで明らかにするかは情報の集まり次第で考えますね
レイド・ベルキャット : ウーン
GM : 別に全無視でエレベーター目指してもよい
レイド・ベルキャット : 常識的に考えて悪手ではある
花柳七海 : 情報管理室とかは覗いておきたい気持ち
舞耶 : PL的には悪手だけどPC的にはそうしたい、痛し痒しといったところ
神喰 ルア : 「相手の情報は、多い方がいいと思います……狩人さんも、大きな敵に準備も用意もなしに闘うなんてしない……ですよね」
舞耶 : よく知らない2人のうち、より話が通じそうな支部長ちゃんの発言を受けてちょっと心が傾きました
レイド・ベルキャット : 「当然です。私は獣を軽蔑していますが、侮っているわけではありません。ですが、時間をかければいい、というわけでもありませんね」
花柳七海 : 「ウチも知りたいことはあるし、必要そうなところだけ手短に寄るのはアリちゃうかな」
神喰 ルア : 「わたしには、この儀式を確実に止める……いえ、邪神に関わるものはぜったいに排除する義務があるの」
レイド・ベルキャット : 情報収集はしたい。だけど、時間かければ警戒度が上がることも忘れずに
舞耶 : ルアちゃんの発言に対し、そんなの勝手にやっててくれ、こっちを巻き込まないでくれという気持ちが湧いてきますが助けてもらってる手前飲み込みます
花柳七海 : あまりに信用がない
レイド・ベルキャット : 「ではこうしましょう。七海さん、あなたは彼女達を連れて先にエレベーターの安全を確保しておいてください。私とルアさんで必要な情報を集めて追いかけます」
GM : しれっと巻き込まれるルアちゃん
神喰 ルア : 「……みんなの治療法も探さないといけないだろうし……」(芽を見て呟く)
花柳七海 : 「折衷案やな。でもその方がええかもしれん」(これ以上二人に刺激強いもん見せられへんしな)
レイド・ベルキャット : 「そうですね。30分後に我々から何も連絡がなければ、そのまま皆を連れて脱出してください」
舞耶 : 「あ、あたしも情報収集の手助けはできると思います。よくわかんないけど、あたしそういう力があるみたいだから…早くここを出る助けになるなら、頑張り、ます…」
レイド・ベルキャット : 「無理をする必要はありませんよ。見たくないモノを見てしまうかもしれません。その覚悟はありますか?」
舞耶 : 「…っ、そ、それは…」
花柳七海 : (このお兄さん人を気遣うということが出来たんだなという顔)
レイド・ベルキャット : レイドくんは人間が大好きなので
神喰 ルア : 「わたしだけでも探索はできます。ベルキャットさんは三人についてもらってもいいんですけど……」
神喰 ルア : 「ほら、それにわたし、支部長だから。みんなを守るのが役目だし……まぁお飾りって言われてるんだけど……」自嘲気味に笑うよ
レイド・ベルキャット : 「こっちが私の本業です。私の仕事を奪わないで欲しいですね。あなたの本業こそ、人間を守護する事でしょうに」
神喰 ルア : 「……邪神たちのやることが許せないって言うことも理由のひとつなんです。だからこそ、残されたあなたたちのことは絶対に守るよ」意思を持った目でJK組に語り掛けるよ
舞耶 : 「支部長さん…」
花柳七海 : 「あーもうわかったわかった。ちびっ子にも変人にも言い分あるのは十分わかったから」
神喰 ルア : 「なんていっても、わたし支部長だからっ」いい笑顔を浮かべるよ
愛沢カヤ(NPC) : 「うぅ…ルアちゃんありがとう」とルアちゃんを抱きしめる
神喰 ルア : 「わっ……えへへ……」年相応に喜ぶよ
舞耶 : どうやら支部長ちゃんは信頼に値する善良な人っぽいという認識を固めます。ついでに見た目通りの年齢ではないんじゃないかという疑いを晴らしました。
レイド・ベルキャット : わたしのにんしきもあらためてほしいなあ
神喰 ルア : まだ抱えてるもの結構ありますけどねこの幼女
舞耶 : 昔いじめてきた男子が後々態度を変えたとしてもそう簡単に印象は変わらないので…
レイド・ベルキャット : いじめじゃなくて愛なんだけどなぁ
花柳七海 : 狂人はすぐそう言う
GM : さて、調査しつつエレベーターを目指すという感じに方針固まりそうですね
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